今週の結果 (ヴァリアメンテが京都ハイジャンプで2着)

現地観戦。482kgで+4kg。デビューからの最高馬体重だったけど、仕上がりはまずまず良さそうでした。
スタートはだいたい五分に出て、意識的に控える感じで最後方から。
1周目のホームストレッチまでは後方でリズム重視に運び、そこから徐々に進出していく。
バンケット手前では2番手まで上がったが、バンケットの上り下りで躊躇してしまいスピードダウン。
以降は離れた3、4番手の追走になり、最終障害が危なっかしい飛越になって上がって行けず4番手で直線へ。
直線ではしっかりと伸びてきて2番手に上がったが、先に抜け出していた勝ち馬には5馬身及ばず2着。
飛越にまだまだ拙い部分はあるのは間違いないけど、重賞でもまずまず通用するところは見せました。
今後、飛越がちゃんと上達していければ、重賞勝ちも狙っていけそうでしょうか。
今回はバンケットでのロスが大きく、その後は飛越のリズムもやや悪くなった感じでしたね。
最終障害後は沈んでしまうかに見えたが、そこから挽回して2着を確保して案外スタミナあるなと思いました。

  • インファイター 5/11(土) 京都9R あずさ賞(1勝C)(芝2000m) 西村淳也騎手 2着

現地観戦。486kgで増減なし。シャープに締まった馬体を見せており好仕上がりでした。
大外枠から今回は真っすぐスタートを切り、馬が行く気になっていたので出たなりでも先行する。
大外で前に壁が作りづらく2角までは抑えるのに苦労する感じで4番手の外。
向こう正面では落ち着いた追走になり、勝負所では外から進出していって前に並びかけながら直線へ。
力強く伸びて抜け出してきたが、待機策から勢いよく伸びてきた勝ち馬に差されて半馬身で2着。
2角までは折り合いに苦労したものの、まずまず我慢はできて良い運びのレースができました。
あれで交わされてしまったのでは勝ち馬の力が一枚上だったと認めるしかありません。
実際、1.58.1で走破して3着以下は5馬身離しているので、本馬自身は強い競馬をできています。
コーナーでスピードが鈍る分か、コーナー4つ回るコースの方が折り合いは付けやすそうに感じました。
当面は内回りの2000mか小回りの1800mのレースを選んでいく方が良さそうですね。

  • ハーツコンチェルト 5/11(土) 東京10R 六社S(3勝C)(芝2400m) J.モレイラ騎手 4着

モニターで見る限り状態そのものは悪くなさそうでしたが…。
地下馬道でブリンカーを着けて、その後はテンションが高くなった様子で返し馬もそろっとした感じに。
レースでも、いつもより前進気勢は旺盛で出たなりで中団の外に付けるも、手綱を短く持ってがっちり抑える形。
道中はとにかくじっと抑えて、直線入り口から追い出されたがジリジリとしか伸びず0.3秒差4着。
取りこぼす可能性は頭にあったけど勝ち負けにも加われないとは。
元々切れるタイプではないから、スローペースで上りだけの勝負になると苦しいのはそうなのですが。
ダービーでは徐々に位置を上げてカバーしましたが、今回はブリンカーのせいでそれができなかった印象でした。
鞍上はブリンカーを着けても問題なかったとのコメントでしたが、とてもじゃないが鵜呑みにはできません。

  • ウィズザドリーム 5/12(日) 京都12R 4歳以上2勝C(ダート1800m) 斎藤新騎手 6着

映像で見た感じだと前走より捌きが硬い気がしました。
ゲートを潜ろうとして一瞬ヒヤッとしたけど、スタートは決めてすっと先行する。
2番手の外につけて道中はゆったりとしたペースに。
3角手前で捲ってくる馬がいて内に押し込められて4番手になってしまう。
苦しい隊列になって惨敗も覚悟したが、直線でも粘りは見せて0.9秒差の6着でゴール。
昇級戦でしたがまずまず通用するところは見せてくれたように思います。
ただ、道中も直線もふわふわ走っている感じなのは気になりますね。
地方転出時に着けていたチークピーシーズか、ブリンカーを試してみても良いかもしれません。