今週の結果

  • ブレスク 10/12(水) 門別4R ライディングヒルズ静内賞(C4-3)(ダート1600m) 落合玄太騎手 3着

仕事中で出走を忘れていて後で映像確認。
出して行って2番手を追走し、軽く促しながら逃げた馬の直後につける。
4角では抱えたままで手応え良さそうに見えたので勝つチャンスかと思ったが…。
直線で追われると伸びを欠いて、逃げた馬も捕まえられない始末で0.7秒差3着。
体重からすると転入初戦でやや太目だったのかもですが、着順ほど楽観できない内容でした。
叩かれて変わってくれると良いのですが。

544kg。腹めはやや余裕があり、前後はまだ肉付きが物足らない感じ。
スタートはやや遅れ気味。巻き返して行きインの2列目の位置。
道中から追っ付け気味で、勝負所からペースアップすると徐々に脱落。
直線でも伸びてくることなく3.8秒差の7着で流れ込んだだけ。
返し馬の段階からあまり脚を上がらない走りで、案外とダート向きでないかもという印象でした。
個人的には芝の2000m以上で見てみたいという気持ちになりました。

  • アルディテッツァ 10/15(土) 阪神10R 能勢特別(2勝C)(芝2000m) 鮫島克駿騎手 7着

492kgで増減なし。体つきは変わりないものの、使い詰めなので前の出は若干いつもより硬い気はしました。
大外枠から出脚は前回ほどでなく、軽く出して行って2番手の外。
ゆったりとした流れの中2番手を追走するも、3,4コーナーでの加速は今一つ。
そのままギアが上がらないまま直線へ向き、直線でもピリッとした脚は使えず0.7秒差7着。
上りの競馬になって切れ負けしたのが一番ですが、右回りのせいかコーナーで加速できない感じでした。
やはり中京コースでこそなんでしょうね。

446kg。現状の仕上がりとしてはまずまずで、ただもっとボリュームが出たら良いなという印象でした。
内枠からほぼ五分に出て、外の馬の発馬が良かったのもあって押して行って先行争いへ。
ところが、中めの枠から出してきた馬が引かず、暴走気味に競ってきて内へ寄れてくる。
内ラチに押し込められて軽く接触させられて後退し、ハナを切るのを諦めて2番手へ。
勝負所からは差をつめていって4角では先頭をうかがう。
一旦は先頭にたったが、すぐに外からきた2頭に前に出られて、最後まで食い下がったが0.1秒差3着。
初戦から無理に競られてラチに接触させられるなど厳しい競馬になってしまいました。
それでも最後まで垂れずに差し返そうとしていたので、なかなか勝負根性もありそうです。
この内容なら勝ち上がりは十分計算できると思うので次が楽しみです。

484kgで増減なし。状態は良さそうで、最近では一番落ち着きもあるように見えました。
外枠からまずまずの発馬で、最初は3番手ぐらいに付けられそうだったが道中少し位置を下げて5、6番手に。
やや押し上げながら直線へ向き、一瞬は先頭をうかがう場面もあったが、最終的には切れ負けして0.5秒差5着。
悪くないレースができましたが、開幕週で上りの速い競馬になって切れ負けしました。
近走は新潟では安定して走れていますが、もう一押しが足りない感じです。
馬場が荒れてくると良くないとも言われていて、なかなか展開や馬場がハマる場面が巡ってきませんね。
中1週で新潟に使いたいようですが、そこが繁殖入り前に新潟を使える最後のチャンス。
なんとか結果に繋がってくれることを願います。

今週の出走予定

ミオカーロがダート1800mでデビュー。
調教の時計だけ見るとまずまず動けているように思いますが、大型馬でずぶい面はあるようです。
初戦からというタイプではない気はしますが、条件も鞍上も合っていそうなので見せ場は欲しいですね。

アルディテッツァは久々の2000mで2着して、今回も2000m戦に中1週で臨みます。
2着したとはいえ前回は展開が向いた面は否めません。
今回もすんなりマイペースに持ち込めるかどうかと、成績の奮わない阪神コースへの対応が鍵でしょうか。

ラクルティアラがデビュー戦を迎えます。
グリーンF入会初年度に出資した3頭の内の1頭で、他の2頭が同じ鞍上で新馬勝ちしたから続いて欲しいところ。
調教は全体時計はまずまずだけど終いがもう一つという感じで、実戦でどれだけ動けるでしょうか。

フェルマーテが夏の新潟から中5週で再び新潟のレースへ。
新潟で使った近2戦が好内容で、このコースが一番合っている感じはします。
ただ、ここは評判馬(元評判馬か?)が揃って相手関係は厳しい印象ですね。

今週の結果

ダッシュからショコラティエールが逃げて、出して行ったブロンディーヴァが2番手につける形に。
ブロンディーヴァはやや掛かり気味だったが隊列はそのままで4角へ。
直線入り口でショコラが抜け出して勝つかと思われたが、3番手から伸びた勝ち馬にあっさり差されて0.6秒差3着。
ブロンディーヴァは勝ち馬に4角で被せられるとそこで止まってしまい1.7秒差10着と惨敗。
勝ち馬は直前に重賞で入着している馬だし、ショコラの方は再昇級戦でまずまず頑張ってくれたと思います。
復帰後の3戦は安定して走れていますが、詰めて3回使ったのでここで一息入れることになりそうです。
ブロンディーヴァは休み明けで苦手な渋った馬場だったとはいえ良い所なしでした。
年齢的にもぼちぼち成績が下降してくる頃合いでもあり、ここから巻き返していけるでしょうか。

  • ピュアブラッド 10/8(土) 東京8R 3歳以上1勝C(ダート2100m) 横山武史騎手 11着

492kgで+10kg。増えていたが、体つきはこれぐらいで良いように思いました。
外枠からやや出負けしたが、強く追っ付けて行って先行する。
しかし、内にいた馬が譲らず競ってきて、引っかかりながら外の2番手の位置に。
そのうえ、道中で後方の馬が捲って出てきて被せられる形に。
捲ってきた馬には応じず馬群の内に入ってロスなく4角を回るも、直線では余力なく失速して11着に沈んだ。
調教師から負荷をかけて乗るようアドバイスがあったようで、その通りにしたら掛かってしまいました。
外枠から出負けしたのでそこまで無理しなくてもと思いましたが、前半で終わってしまいましたね。
普通に乗れば巻き返せるとは思いますが…。

502kgで∔4㎏。仕上がり自体は悪くないように感じました。
外めの枠からじわっと先行して2列目の位置。
位置はキープできたけど、ペースが落ち着いてしまい直線の上り勝負に。
元々切れ味では劣るタイプなので、こうなると切れ負けしてしまい0.9秒差で最下位。
展開も最悪だったし、開幕週に使ったのは悪手でしたね。
東京コースじゃ早めに動くのも難しいだろうし為す術なしでした。

478kgで+12kg。これぐらいでフレームに見合った体つきなように見えました。
出負けしたけど、内枠だったので出して行って馬群の中で2列目の位置に。
そのまま2列目で脚を溜めて進めるが、4角で勝ち馬が外から動いていった際に馬群の中で動くに動けず。
直線で狭い所をなんとか割って抜けてきたものの、勝ち馬にはさっさと抜け出された後で0.4秒差2着。
開幕週の馬場がどうかと思っていましたが、前がやりあう展開になって悪くない流れでした。
馬群を捌く間に勝ち馬に抜け出されてしまったけど、スムーズでも逆転までは厳しかったでしょう。
再度1400mに延ばしても折り合いはついたし、こういう競馬を続けられればまたチャンスはあるはず。

  • ミラキュラスライト 10/10(月) 東京9R 昇仙峡特別(2勝C)(ダート2100m) 横山武史騎手 5着

増減なしの482kg。出来はキープできているように思いました。
五分のスタートから軽く出して行き外の2番手へ。
前に壁がない形になって折り合い面を心配しましたが、なんとか我慢できている様子でした。
直線では手応えよく前に並びかけ、半ばまでは一見すると勝ちパターンの競馬。
しかし、残り1ハロンで徐々に脚色は鈍り、後続に続々と差されて0.6秒差の5着に終わった。
昇級戦でしたが途中までは良い競馬ができて、このクラスでも通用する印象は持ちました。
あの手応えで最後に止まってしまったのは、やはり距離が長かったのでしょう。
東京で使うならマイルの方が良さそうですね。この後は山元TCへ放牧に出るようです。

  • ショコラクイーン 10/10(月) 川崎6R 小町特別(牝)(ダート1500m) 今野忠成騎手 7着

465kgで+14kg。数字以上に余裕があり、周囲の馬と見比べても張りも物足らなく見えました。
ゲート入りを渋る馬がいて、多くの馬が一旦ゲート入りしたのに出されて再度ゲートインする羽目に。
スタートは五分に出て3頭雁行の一番外の位置で先行する。
2番手の馬が1番人気で、かつ前走で負かされた相手だったから、それを終始マークするような位置。
ところが、勝負所で先にこちらの手応えが悪くなって、直線では伸びを欠いて2.7秒差の7着。
当初の帰厩予定より早めたことでローレル賞前に使うことになったのですが、仕上がりは一息でしたね。
仕上がり面で上積みは見込めるものの、ここまで負けてしまっては次で反撃する自信はありません。
それに、小回りコースで外々を回らされたのも厳しかったように思います。
マークするにしても1列後ろで控えた方が今後に向けても良かった気はします。

今週の出走予定

明日はショコラティエールとブロンディーヴァの5歳牝馬2頭が同じレースに出走。
ショコラティエールは続けて詰めて使ってきたけど、目下好調だし枠も良いのでA2でも期待したいです。
ブロンディーヴァは休み明け。得意の大井1200mだから、久々でも格好はつけて欲しいところ。

ピュアブラッドは2か月半ぶり。
年明けの2戦は好内容だったのに、休み明けだった前走は本来の走りができず。
好走時と同じ東京ダート2100mに条件は戻るので、立て直された今回は巻き返して欲しいです。

バルバレスコもほぼ2か月半の間隔で出走。
今年に入って逃げる形に持ち込めなくても、安定してジワジワとは脚を使ってくれています。
勝ち切れるイメージは全く湧きませんが、少しでも上位に食い込む姿が見たいですね。

ヴェールクレールは3か月の休養明け。
前走の小倉1200mの開幕週という条件は向かなかったものの、ここ3走1200mで安定していました。
今回は1400mに戻ってどうなるでしょうか。元々は結果を残せていた距離ですが…。

ミラキュラスライトは2勝目をあげた札幌から2か月半ぶり。
もっと休ませるのかと思いきや案外早く帰厩して、先週の中山を除外になって今週使うことに。
1600mと2100mの2戦に特別登録して後者を選択したけど、折り合いに難がある馬だけに距離延長は不安です。
東京コースは試してみたいと思っていたので楽しみですが、個人的にはマイルの方が合いそうな気はしています。

まだ出馬表が出ていないけど、川崎でショコラクイーンも出走予定しています。
2戦目に惜しい2着になった後、社台ファームでの休養を経て秋の始動戦になります。
母も勝ったレースで、ここから年末や来春に向けてステップアップしていって欲しいものです。

今週の結果

  • アルディテッツァ 10/2(日) 中京10R 浜名湖特別(2勝C)(芝2000m) 北村友一騎手 2着

492kgでー4kg。すっきりと仕上がって、レース間隔が詰まっていても動きも悪くなさそうでした。
まずまずのスタートから軽く促すと、他に行く馬もなく楽にハナへ。
ゆったりとしたペースで逃げると、誰も競りかけてこず1馬身程度の差を保って直線へ。
直線入り口で勢いのついた後続に並びかけられるも、こちらも余力があるので抵抗を見せる。
残り100mあたりまで競り合っていたが、最後は2番手から伸びた馬に3/4馬身抜け出されて2着。
かなり展開面の利はありましたが、久々の2000mでも健闘を見せてくれました。
ただ、前半1000mが極端にスローだったので、これで中距離もこなせたとまでは言えません。
それでも、可能性が広がったのには違いないし、これからも得意の中京を中心に頑張って欲しいものです。

508kgでー2kg。休み明けでも仕上がりは良く、毛づやも目立っていました。
春にG1を使った時より落ち着きもあったように思います。
好スタートをきってハナへも行きそうな勢い。押して上がって行く馬がいると控えて2列目へ。
ペースが速くやや差を開かれ気味になるも、そう無理には押し上げず4角も内めを小さく回る。
直線では馬群の内めを捌いて2着馬とともに伸びてきて、一瞬はオッと思わせる場面も。
最後は前と脚色が一緒になって外から伸びた3着馬に差されて0.2秒差4着。

昨年の骨折での長い休みを経て、7歳秋にしてG1で善戦してくれるとは頭が下がります。
今開催は内有利の状況だったから、内枠を引いた時点で淡く期待は抱いていました。
インぴったり回った勝った馬の位置が理想で、あちらが更に内枠だったからその位置は取れませんでしたね。
フレッシュな状態の方が結果が出ている感じだし、今後も間隔をあけて使っていく方が良さそうですかね。

今週の出走予定

アルディテッツァは中1週。
得意の中京1400m・1600mがしばらく適鞍は組まれたおらず。
どうするかと思ったら中1週で中京開催のうちに2000mを使ってきました。
揉まれず先行はしやすそうですが、未勝利戦では結果が悪かった距離だから期待しづらいです。

ダイアトニックは安田記念以来の出走。
夏場が良くないタイプで、スプリンターズSへの臨戦過程の選択は悩ましいところです。
今年は休み明けで挑戦することになりましたが、ポン駆けもきく方だしこれが正解かもしれません。
今春の高松宮記念はテンションが上がってしまい出遅れて不完全燃焼になってしまいました。
今回は納得できるレースになって欲しいですね。
人気もなく気軽な立場だと思うし、好位のインから一脚見せるような競馬を期待します。

今週の結果 (スマラグドスが新馬勝ち!)

  • シンシアリダーリン 9/24(土) 中京10R 夕月特別(2勝C)(牝)(芝2000m) 松山弘平騎手 11着

454kgでー4kg。一度使われて体つきは上向いていました。
ただ、テンションはいつも通り高いのだけど、仕草にいつもと違う点があり気になりました。
五分のスタートから控えて後方から。道中から行きっぷりが一息で違和感がありました。
3角を迎える前に馬群から離されていって、4角では大きく離された最後方。
あとは流して大差でゴールには到達したけど、普通じゃないのは明らかでした。
レース後の診断で心房細動とのことでした。
脚元の故障等でなくてとりあえずはホッとしていますが、休養して立て直しになるでしょうね。

410kgでー2kg。やや捌きが硬いところはあるものの、初戦と似たような雰囲気に見えました。
まずまずのスタートから軽く仕掛けて2列目の一線の中。
道中は5、6番手を進み、4角で外めで進路も開けて悪くない感じでしたが…。
直線へ向いて追われると案外伸びはなく0.8秒差の10着に沈んだ。
道中から頭を下げ気味で、追われてさらにギアが上がるような様子がないですね。
もうちょっと体を起こして走って脚を溜められるようにならないと、距離に対応できないように思います。
あるいは逆に初戦のように平坦短距離を使って一息に走るようにするかですね。

  • スマラグドス 9/25(日) 中山5R 2歳新馬(芝2000m) 松山弘平騎手 優勝

初戦の体重は476kg。予想より体重はあって、馬体の張りは十分だけど幾らか余裕はある印象でした。
想像していた以上にずんぐりした体型で、体型を見ていると中距離で良いのかなという疑問もよぎりました。
五分にスタートを切って軽く仕掛けて先行。当初は3頭で雁行し一番外につける。
道中はスローで流れ、2列目の外で前に壁のない状態でも折り合いは問題なさそうでした。
3角から外から徐々に押し上げて行き4角で先頭に並びかけて直線へ。
直線入り口で内の馬に寄られて少し外に振られたが、それをものともせずジワジワと脚を使う。
残り1ハロンで先頭に立つと、その後も最後まで脚色衰えず1馬身1/4抜け出して新馬勝ち。
スローペースから全体時計は遅いですが、好位から1番の上がりで差して完勝でした。
皐月賞ホープフルSと同じ舞台で新馬勝ちできて、今後の活躍が楽しみですね。
最終的な適性はわからないけど、今日の流れで掛からないのなら距離は持ちそうに思います。
厩舎サイドの期待も高そうで、先々を意識して2000mぐらいの距離を使っていくとのことです。

秋初戦は494kgでー2kg。休み明けでも体のラインは十分仕上がっており、毛づやも良く見えました。
スタートは若干出負け気味。無理せず控えて中団の後方から。
スローペースの中、道中は後方待機となり、3角手前から早めに外から進出開始。
勝負所では大外から押して行って一旦は前を射程圏に入れたかに見えたが…。
直線での伸びはじりじりしたもので前との差は詰まらず。1.0秒差の7着でした。
結局、道中、内ラチ沿いを走っていた4頭が上位を占めるという極端な結果に。
そんな中で大外をぶん回したのでは厳しかったですね。
また、鞍上からは手前を替えてくれなかったとのコメントも。
以前から右回りではそういう面があり、個人的にも左回りの方が合う印象は持っていました。
あと、厩舎からは今回を使って上向きそうとのコメントがあり、まだ仕上がり途上だったのかも。
今後どの路線へ進むのか不明ですが、左回りの競馬で巻き返しを見たいですね。