今回の見学のトリを飾るのはグレースランドの10です。
前日に見学した早来Fや社台スタリオンでも、この馬のことが話題に上っていたので、
さぞ良くなっているのだろうと期待が高まっていたのですが、これは素晴らしいの一言ですね。
457kgと牡馬としてはやや小柄な部類だと思いますが、バランス良く必要十分なボリュームはありますし、
冬場なのに底光りするような毛づやを誇っていました。
月並みですが、雰囲気のある馬という感じですね。
調教でも良い動きを披露しているそうで、一番進んでいるグループに属しているので、
夏の北海道デビューにも対応できそうとのこと。
ただし、気性の方はかなり頑固なタイプの様で、これが今後悪い方に向かわないか不安はあります。
この日も、勝手に厩舎の方へ帰ろうとしてみたり、立ち止まってなかなか動かなくなったりしていました。
今のところ、騎乗している限りは、悪さはせずに集中して調教に取り組んでいるようですが。
