グリーンウッド見学

今日は午後からグリーンウッドを訪問し、同場で調整中の4頭を見学してきました。
多数の馬が外厩にいてるのは、稼動中の馬が少ないということなので問題ありですけど、
お盆で余裕のあるタイミングで一度に見学できるのは嬉しくもあります。
ちなみに、明日は宇治田原優駿ステーブルへ見学に行ってくる予定です。
では、見学した順に4頭の様子を。

エミネントレコード

6月に放牧に出て以来、グリーンウッドで調整されています。
正直いつでも戻れる状態の模様ですが、お声がかからないようで。
ただ、直近は右前の管のあたりを打撲したため、大事をとって乗り運動を休止しているそうです。
もっとも、これはもう問題ないらしく、週明けからは普通に乗られる予定とのこと。
調教師は結果の出ている1400mにこだわってるのかなと想像しますが、
スタッフの方は1700mとかでもこなせるし、むしろ短距離よりは良いんじゃないかと話されていました。
どちらにしても、もうすぐ1400m戦も組まれている阪神開催だし、さすがに帰厩の話が出てくるかな。
見た目には一回り大きくなったように感じ、成長も見られるように思います。
デビュー当初はレースで気の悪さを見せていましたが、当地ではおとなしいとのこと。本当かね?

クラージュドー

こちらは2週前に小倉で使ったばかり。
小倉で使ったダメージも特になく、既に馬体は回復したとのこと。
実際に馬体に張りがあって、はっきりと筋肉が隆起して見栄えがしました。
さすがに一旦はオープンへ上がっただけのことはあります。
阪神開催のオークランドRCTと次走も具体的に決まっていますし、これなら順調に調整できそうですね。
ここ2走は条件が整わなさ過ぎましたが、今度は巻き返しを期待したいと思います。
気性的にはのんびりしてるようで、歩かせてもゆったり歩いていました。

ゴールデンムーン

先週勝利をあげて、水曜日に移動してきたばかり。
まずは勝利を労って撫でてきました。
使ったばかりですが、特に傷みはでていないようで、馬体も回復しつつあります。
不安のある右前球節も、素人目にも左前との違いがわかるぐらいですが、
馬が痛がってはいないので、とりあえずはうまく付き合っていくしかなさそうです。
今回使ったことでの変化は特にないようで一安心。
毛づやも良く体調は良好なように見えました。
クラブの公式ではぼんやりと目標は挙がっていましたが、現時点ではそれ程具体的ではない様子。
まぁ、まだ戻ってきたところですからね。

グレアチャネル

こちらも今週になって移動してきたばかり。
それも追分リリーバレーから、初めて本州へ移動してきたところです。
今は輸送の疲れを回復させて環境に慣らしているとのことで、ウォーキングマシンでの調整のみとのこと。
台風の影響で山元に留め置かれたりで移動に時間がかかったこともあり、
到着直後は体重が430kg台まで落ちて、今は幾らか回復して444kgぐらいとか。
見た目にも北海道で見たときより若干萎んだ印象が……。
でも、飼い葉はゆっくりだけどちゃんと食べてるし、450kg台に戻しますよと力強く仰っていました。
まだ乗っていないから具体的な様子は不明なものの、今のところはおとなしく扱い易いという話でした。
また、平田先生が目の届き易い場所へ移すのが主な意図のようで、それほど入厩が近いという訳でもなさそうでした。
この馬は遅生まれの晩成タイプだと思っているので、焦らないので正解でしょう。