牧場見学8/23-24 社台・サンデーの1歳馬

1歳馬は出資馬決定後、個々の馬について書いていなかったので、今回の牧場見学の記事で紹介しておきます。
まずは3頭希望で出して3頭とも当たってしまった社台・サンデーの1歳馬を。

リトルアマポーラの13 

キングカメハメハ、母リトルアマポーラ(母の父アグネスタキオン)。栗東藤岡健一厩舎。
社台・サンデーの第1希望で出資決定。2年連続で大恩ある母の産駒へ出資できました。
母の第2仔になりますが、同時期の全兄より肉付きが良く見栄えがします。
ただ、前脚の繋は兄以上に立っており、この点で敬遠された方も多いでしょう。
でも、母の募集写真を見返してみると分かりますが、母も同程度に立っていたんですよね。
あの立った繋でも、母は脚元に不安を抱えることがなかったですから。
とは言え、母より若干歩様の滑らかさで劣る様に見えたため、私も少し悩んだのですが。
牝馬ということで母の逃したタイトルを狙うという夢が見れますし、何より結局は母への愛着が勝りました。
同馬を23日に早来ファームで見学してきましたが、募集時の印象とは良くも悪くも変わらず。
馬体は順調に成長して460kg(募集時より+43kg)で立派になったけど、繋ぎの立ち具合は相変わらず。
全兄よりもこちらの方が、気性面ではどっしりと落ち着きがあるように感じました。
なお、早来ファームにいる社台ファーム育成予定馬は、9月中旬以降の移動になりそうとのこと。

デグラーティアの13 

ハービンジャー、母デグラーティア(母の父フジキセキ)。栗東・宮本厩舎。
社台・サンデーの第2希望で出資決定。小倉2歳Sの勝ち馬である母の2番仔になります。
第2希望の候補が続々とランクイン。この馬も微妙な線でしたが、当たってしまいました。
父の産駒のデビュー前で、全体に緩い感じの仔が多いことから仕上がりに不安を感じていたのですが、
その後にデビューした産駒がまずまず勝ち上がっていますし、懸念は払拭されつつあるところです。
(勝ち鞍が函館、札幌の1500mと1800mだけと偏ってるのは気になりますが)
この馬も各パーツを見るに父の影響が色濃いと思います。
平均的な父の産駒より多少寸詰まりなのは母から受け継いだ部分かな。
母は前肢に硬さがあって故障がちでしたが、この馬は無難な造りに出ています。
この馬には24日にノーザンファームイヤリングで会ってきました。
体重は募集時から44kg増えて460kgに。胸前が発達してトモも丸々となっています。
相変わらず体を大きく使った歩きを見せていて好印象でした。
詰まった体型だけど、父寄りの印象なのでマイルから中距離向きかもとの話。
なお、育成は空港牧場で行う予定とのこと。

アイヴォリーカラーの13 

ワイルドラッシュ、母アイヴォリーカラー(母の父クロフネ)。美浦・久保田厩舎。
社台・サンデーの第3希望で出資決定。関東オークス勝ち馬カラフルデイズの半妹です。
地味な関東馬だから1.5次以降まで残ると思っていたら1次で満口。第3希望で抽選だったんでしょうね。
ダートの短いところ狙いの非常に分かり易い配合で、厩舎とのマッチングも良さそう。
得意の条件からぶれずに、こつこつ稼いでくれることを期待しています。
少々小柄ですが、母も小さくてもダートで活躍できたので大丈夫じゃないかと。
この馬も23日に早来ファームで見学。
体重は424kg(+33kg)でまだ小さめだけど、トモが高いしまだ幾らかは骨格も大きくなるでしょう。
ただ、この間で大きく成長したイメージではなかったかな。
人懐っこい性格のようでなかなか可愛かったです。