先週の結果 (インテグリフォリアが地方初戦で勝利)

  • セルヴァン 10/23(土) 東京7R 3歳以上1勝C(ダート2100m) ▲永野猛蔵騎手 2着

462kgで+2kg。夏場の2戦よりは活気ある姿に見えました。
五分のスタートから出して行くも、行き脚つかず中団の後方から。
少頭数なのに澱みなく流れて縦長になって、あまり位置を上げられないまま直線へ。
直線では外から勝ち馬と2頭でじわじわ追い上げ、ゴール前で前が止まったところへ襲いかかる。
前にいた馬たちは差すことができたが、勝ち馬にハナ差競り負けて2着。
本当は先行したかったのだと思うけど、結果的に展開が向いて惜しい2着でした。
今回だけでダートの方が良いとまでいえないけど、じり脚なので合っている面はありそうです。
以前より行きっぷりが悪くなっているのが少し気になりますね。
この後は中1週で同条件への出走を検討しているようです。

  • カトルショセット 10/23(土) 東京8R 3歳以上1勝C(芝1400m) 川田将雅騎手 3着

470kgで+6kg。増えていたけど仕上がりは悪くないように思いました。
五分のスタートから最初は出たなりで3列目の位置。緩めのペースの中で外の3番手へ上がり直線へ。
じわじわとゴールまで伸びを見せるものの、2頭に切れ負けして0.2秒差の3着。
結果だけみると小差だが、勝ち馬には一瞬で抜け出されて完敗でした。
その勝ち馬が4角ですぐ1馬身後ろにいる様な展開では厳しいですね。
距離を延ばした方がもっと位置取りのアドバンテージを得られるように思うのですが…。
レース後は天栄に放牧となりましたが、1400mの番組が無いのが理由かと思われます。

530kgで増減なし。一見すると気合不足のような姿ですが、この馬はいつもこんな感じです。
まずまずのスタートから控えて中団の前めを追走。
うまく外へ出して、直線は外から追い上げを見せるも0.4秒差の4着まで。
8歳秋にしてこの頑張りには頭が下がる思いです。
ただ、いつも通り控える競馬でしたが、いつもよりは前めの位置に留まれました。
4角も大回りし過ぎず絶好の内容だったのですが、これで精一杯の4着。
よほど相手に恵まれないかぎり、勝ち切れるイメージは湧かないなというのが正直なところ。
もっとも、堅実に着を重ねてくれるのも悪くないのですが。
この後も中1週または中3週で続戦の予定です。

  • インテグリフォリア 10/24(日) 盛岡3R 3歳30万円以下(芝1600m) 村上忍騎手 優勝

474kgでー12kg。前回が仕上がってなかっただけで、特に細いとは思いませんでした。
伸びあがるようなスタートだったけど、内枠だったのもあって難なく2列目のインを確保。
道中はスローで固まった先行集団のインを追走。3角過ぎから馬群の中を進出して3番手へ。
4角のコーナーリングで膨れてしまうが、直線では着実に伸びて半馬身差をつけて勝利。
半馬身差でも他馬に交わされそうな感じはなく完勝でした。
とは言え、これだけ相手が下がっているので、もうちょっと楽に勝ってもらいたいですが。
次は中1週か中2週で使う予定で、番組の関係でダートになりそうとのこと。

496kgで+26kg。休む前が減り過ぎていたから、これでも太目感は全くありません。
ただ、終始ちゃかついていて落ち着きはなかったですね。
スタートは悪くなかったが、あまり出して行かずに後方から。
後ろから2番目を追走し、4角でも無理せず最後方になりつつもインを回る。
直線では中ほどへ出て追われるが進路なく、内へ切れ込みつつ鋭く伸びてくる。
一旦は6頭横並びの争いへ加わわるも、最後は4着争いにも僅かに後れをとり0.3秒差6着。
内から伸びてきた一瞬の脚は見所があり、年明け2戦よりは随分見れる内容でした。
僅差で権利を逃したのは痛いけど、立て直した効果はうかがえたので次走が楽しみです。

494kgでー8kg。体つきはシャープで、G1へ向けて絞ってきたのかなと思ったのですが…。
目の前で見るのは初めてだったけど、前捌きは固いように感じました。
外枠から出して行かず、出たなりで中団の後ろの位置。
そのまま2周目の3角までじっとして、そこから仕掛けて少し位置を上げていく。
しかし、早々に手応えが悪くなり、直線へ向いた時には余力なく2.5秒差の16着と沈んだ。
馬体が減っていたのは、輸送中から煩くなり、到着後に飼い葉をあまり食べなくなったとのこと。
それも要因だろうし、これだけ大敗するのには距離の適性が無かったのもありそうです。
今後は天栄で立て直しになる様です。
オープン馬としては微妙な賞金しか持っていないから、これからはレース選択が大事になりそうです。