先週の結果 (レシステンシアが香港スプリントで2着、インテグリフォリアが中央復帰を決める)

  • フォラステロ 12/9(木) 大井10R ひばり特別(ダート1200m) 笹川翼騎手 2着

スタート後出して行って3番手へ。
そのままの位置から余裕のある手応えで直線抜け出しを図る。
これは勝ったと思ったのも束の間、大外から1頭違う脚色で追い込んできた馬に差されて半馬身差2着。
抜け出すところまでは完璧な内容で、もう勝った馬の末脚に脱帽としか言いようがないです。
ただ、鞍上いわく先頭に立ったら止めてしまったとのことで、最後まで全力で走った結果ではないようです。
気性面で課題が残りますが、この後は予定通り年末開催の準重賞へ向かうそうです。

  • リトルポピー 12/11(土) 中山2R 2歳未勝利(牝)(ダート1800m) 横山和生騎手 3着

前回に続きマイナス体重で、細くは見えないものの少し気になりました。
ある程度気合いをつけて先行して逃げる形に。
後続を引き付けて逃げていたが、直線では直後にいた2頭にあっさり交わされて1.2秒差の3着。
今回ブリンカーを着けたことで気が入り過ぎていたとのコメントがありました。
展開的には厳しくなかったと思うので、あれで止まってしまうとなると距離も長いのかもしれません。

澱みないペースで逃げる馬がいて、ばらけた隊列となって中団の前の5番手につける。
良い位置だと思っていたのだけど、直線へ向く時には余力がなく鞍上も無理に追わずに0.9秒差10着。
着順ほどは離されていないとはいえ、見せ場のない内容となってしまいました。
レコードで決着するレースになって、道中の追走で脚を使い切ったのでしょうか。
まだ先の成長が見込める馬だと思うし、徐々に良化を見せてくれればと思います。

  • レシステンシア 12/12(日) シャティン5R 香港スプリント(G1)(芝1200m) C.スミヨン騎手 2着

他と比較してあまり良いスタートではなく、中団馬群の中を追走。
4コーナーで先行していた馬が故障し、後続を巻き込んでの大事故になってしまう。
レシステンシア自身も巻き込まれてもおかしくない位置だったが、幸い内にスペースを見出して回避。
そこから立て直されて、直線でじりじりと追い上げを見せたが3/4馬身及ばず5回目のG1・2着。
初の海外遠征で本来の先行する競馬ができず、落馬の影響も受けつつで2着だから良く頑張っています。
それに、今回は大事なく帰ってきてくれただけで何より有難いと感じてしまうレースでした。
繁殖入りまであと1年、怪我無く競走生活をおくって欲しいと願わずにおれません。

  • インテグリフォリア 12/13(月) 水沢4R C2六組(ダート1300m) 村上忍騎手 優勝

仕事中でリアルタイムでは見られず。
スタートから出して行ってハナをきる。
直線入口で後続を突き放し、そのまま3馬身のリードを保って逃げ切り勝ち。
年内に2勝目をあげることができ、これでJRA復帰が叶うこととなりました。
ただ、正直、ここまでのレースを見ていると、JRAで即通用しそうな感じはしないですね。

  • フライングトリップ 12/14(火) 川崎12R 蔓梅擬賞(C1)(ダート1500m) 町田直希騎手 12着

叩き3走目でパドックの気配は良く変わってくれるかなと期待しました。
しかし、レースではスタート直後に内の馬が外に張り出してきて位置を取れず。
中団の後方からの競馬になって、その後も追われても反応なく2秒差の12着と大敗。
前残りの展開も合わなかったけど、これで復帰後の3走とも見所のない内容に終わってしまいました。
このクラスでは厳しいのか、距離が足りないのか、もう走る気を失ってしまったのか。
いずれにしてもこのままでは先行きは暗いですね。