今週の結果 (デュアルテイルズが新馬勝ち!)

461kgの体重以上に大きく見せ、歩様や身のこなしから非凡さがうかがえました。
発馬からダッシュ鋭くあっという間にハナを切る形に。
後続を引き付けた逃げをうち、直線入り口から突き放して抜け出す。
これは楽勝かと思われたところ、残り100mあたりから2着馬の猛追を受け、並ばれたところでゴール。
結局、ハナ差でぎりぎり残っており新馬勝ちを決めました。
3着以下は6馬身離していることから2着馬も強かったのだと思いますが冷や冷やさせられました。
全体の雰囲気は良く見えたとはいえ、まだフレームに対して肉付きが寂しく感じました。
まだまだ完成度が低い中で新馬勝ちできたので、今後の成長も含めて楽しみは大きいですね。
陣営もこれからの馬という考えのようで、次は間隔を開けて3月の開催を目指すとのことです。

テンションの面で課題のある馬ですが、今日は落ち着きもあって好気配でした。
五分のスタートから少し仕掛けて2列目の位置。
幾分力んでは見えたけどいつもほどは掛からず、道中は馬群の中を追走。
4角で馬群全体が外目へ動くと、それに伴って外へ動き馬群の外に出ようとする。
しかし、横の馬の動きが鈍くて詰まってしまい、バラけた後も他と同じような脚色で伸びきれず。
着差は0.4秒差と小差ながら7着に敗れ、次走の権利も逃してしまいました。
スムーズに捌けていたら掲示板に載るぐらいはあったと思います。
マイル戦でもある程度走れたと捉えるべきか、最後の一伸びが足りないのは距離のせいなのか。
いずれにせよ権利もないし、今までのパターンからして一息入れられるんでしょうね。

  • ヴァリアメンテ 12/26(日) 阪神10R サンタクロースS(3勝C)(芝2000m) 坂井瑠星騎手 6着

状態面は変わりないと感じたけど、2走前の素晴らしい出来と比べると落ちている印象でした。
予想外に好スタートを切るが、もともと控えるつもりだったのか抑えて中団から。
最初は中団の前ぐらいで良い位置かと思ったが、引っ張り気味に段々と下げて中団の後方へ。
下げつつ外へ出して勝負所では捲ってくるが、4角で内の馬の強引な動きによって外へ弾き飛ばされる。
ここでスピードダウンして、直線ではじりじり盛り返すも1.2秒差の6着どまり。
控えて外へ出して捲るというのは恐らく指示されていたように感じます。
それにしても、スローなのに後方まで下げるのも疑問だし、そのせいで不利を受ける羽目にもなりました。
前走もだけど余計な指示を出してかえって厳しい競馬になっていませんかね。
立て直された後の直線の伸びも不満で、ここ2走は出来も伴っていないように思います。
まだ先々を期待している馬なので、来年は飛躍してくれることを願っていますが……。