今週の結果 (カーディナルが逃げて圧勝!3勝目をあげる)

  • ベニテマリ 1/30(日) 小倉2R 3歳未勝利(芝1200m) ▲原優介騎手 7着

ややテンション高めで冬毛も目立ちました。
今日はスタートがもう一つだったけど、すぐに行き脚がついて先行集団の直後の6番手あたり。
しかし、3角手前で内の馬に寄られ次いで外から被されると、手綱を引いて頭を上げてしまう。
これで少し位置を下げスピードダウン。直線で馬群の内めをじりじり伸びてくるも0.8秒差7着まで。
スタートに失敗した影響はあったが、ちょっと中途半端な競馬になってしまいました。
行き脚がついた時点で、外からじわっと上がっていっても良かったかもしれません。
他馬の動きに対しても、馬の敏感さのせいもあるけど、鞍上の挙動が大き過ぎてブレーキでした。
そう節をあけずに出られると予想して、このまま続戦する予定のようです。

  • ピュアブラッド 1/30(日) 東京7R 4歳以上1勝C(ダート2100m) 横山武史騎手 2着
  • セルヴァン 1/30(日) 東京7R 4歳以上1勝C(ダート2100m) 戸崎圭太騎手 10着

同じレースに出走した2頭は明暗分かれました。
ともに大幅体重増だったけど、どちらもそれほど太いようには見えませんでした。
特にピュアブラッドについては身が入ってきた印象の方が強かったです。

ピュアブラッドは五分のスタートから2、3列目の馬群の中につける。
緩い流れになって前半はやや気負い気味の追走。
道中は前に馬を置いて、直線で進路が開けると伸びてきたが、外から差してきた馬にクビ差負けて2着。
我慢はできていたけど前半気負った分と、前が開くまで追い出しを一拍待った分負けた感じです。
半年ぶりの競馬で昇級戦だったことを思えば上出来の部類で、クラスのめどはついたように思います。
コメントを見ると気性面の課題はありそうだけど、これぐらい走れれば次も楽しみです。

セルヴァンは好発から控えて中団の前め(ピュアブラッドの直後)に待機。
道中は動かず、直線では外へ出して追われるも伸びを欠き、最後は失速して1.8秒差の10着。
好走したレースは上りのかかる競馬が多く、今日は緩くて上りが速くなったのが合わなかったかも。
それと、結果的には太め残りだったのかもしれません。
ここまで負ける馬ではないと思うので、次走での巻き返しに期待したいです。

  • カーディナル 1/30(日) 東京12R 4歳以上2勝C(芝2000m) C.ルメール騎手 優勝

仕上がりはまずまず良さそうで、馬っぷりは目立っていました。
スタートは五分に出た程度だったが、他の馬の出方を見て軽く仕掛けてハナへ。
少頭数でもペースを緩め過ぎず淀みない逃げで縦長の展開に。
少し引き付けつつ直線へ向くと、直線でも脚色は鈍らず一杯に追わずに8馬身差で圧勝。
逃げれば折り合える可能性は2走前ぐらいから思っていたけど、実際やってみて上手くはまりました。
掛かって道中にロスをしてしまわなければ、単純な能力比較ではこのクラスでは上位の馬。
メンバー的にも恵まれていたから、思った以上の楽勝になってしまいました。
掛かり癖の直接の解決にはなっていないけど、このスタイルを続けるのも一つの手だとは思います。
どちらにせよ、高い能力を秘めているのは示せたので、あらためて今後も楽しみです。