今週の結果 (ラッジオが新馬勝ち!)

  • ラッジオ 2/4(土) 東京6R 3歳新馬(芝1800m) 菅原明良騎手 優勝

472kg。緩さは感じるものの、現時点では張りがあって悪くない仕上がりでした。
最内枠からスタートは五分ぐらいだったが、少し仕掛けるとスピードに乗ってハナへ。
出だしは多少力んでいる気がしたけど、すぐに落ち着いて2馬身ほどリードを保った逃げ。
うまくペースを落とせて手応え十分のまま先頭で直線へ。
直線では後続も迫ってくるが、残り2ハロン過ぎまでは持ったままで追い出しを待つ。
追い出されるとゴールまでしっかり伸びて、後続を寄せ付けず1馬身半差で新馬勝ちした。

楽な逃げに持ち込めたのが大きかったけど、しっかり脚を使って余力十分に初勝利をあげました。
背腰に疲れが溜まりやすく、新馬戦除外なら一旦放牧もあり得るというコメントが出ていました。
そういった使い込めそうにない馬だけに、初戦で決めてくれたのは殊更意味があると思います。
また、今回は逃げられたので大丈夫だったけど、行きたがる気性のようで折り合いの面でも成長が必要です。
晩成タイプだろうし、1つ勝てて馬体や気性の成長を待てるようになって、まずは一安心ですね。

  • シンシアリダーリン 2/4(土) 中京12R 4歳以上2勝C(芝2000m) 松山弘平騎手 3着

452kgで+2kg。馬体の張りは良くなっていたし、前回以上に落ち着きもありました。
最内枠から五分に出て、出たなりで位置を確保して2列目のイン。
そのままインの3番手で待機して、道中は脚を溜めながら進める。
直線で逃げた馬の内か外かで進路を探る場面があったが、じわじわと伸びてきて0.3秒差で3着確保。
インをロスなく立ち回ったのもあって、初めて現級で上位争いに加わってきました。
今までは意識的に控える競馬でしたが、出たなりで位置を取っても流れに乗れたのも良かったと思います。
前々走での心房細動の影響はもう問題なさそうだし、この競馬が続けていければチャンスはありそうです。
中京コースが得意なので、この後は無理せず3月の中京開催を目指す方向のようです。

  • リトルポピー 2/5(日) 東京4R 4歳以上1勝C(牝)(ダート1600m) 戸崎圭太騎手 8着

468kgでー2kg。馬体の見た目はいつも通りだけど、捌きはいつもより硬く感じました。
スタートは五分に出て、仕掛けられると行き脚がつき過ぎて外から一気にハナへ。
そのまま軽快に逃げていたけど、今までの競馬を見てる者からすると拙いなと思って見ていました。
案の定、直線入り口で後続を離して1馬身以上抜け出すと、その後は止まってしまって失速。
後続に飲み込まれてしまって1.6秒差8着。
鞍上は前半から力んで走ってしまったとのことだけど、逃げ自体がこの馬に向いていないです。
1頭になると気を抜いてしまう気性なので、1頭になる場面が多い逃げだとより乗り難しくなります。
レース後、調教師からは今後の距離短縮を示唆するコメントが出ていました。
それ自体は、未勝利の頃から短縮した方が良さが出るかもと思っていたので賛成です。
ただ、調教師が言うように、1200mにも対応できるかどうかまでは自信が持てないですが。