今週の結果 (インテグリフォリア、セブンサミット、サンカルパと3頭が勝利!)

  • グレンハイウェイ 3/11(土) 阪神1R 3歳未勝利(牝)(ダート1200m) ▲大久保友雅騎手 4着

466kgでー2kg。後肢の緩さは目立つが仕上がりは良さそうに見えました。
前回は出遅れたところ、今回は五分に発馬。出して行って2列目のインの位置をとる。
道中も促しながらの追走になるが、位置はキープしつつ直線へ。
直線ではジリジリと伸びて2番手争いを繰り広げるも、1頭に差されて最後は競っていた相手にも負けて4着。
勝ち馬には0.9秒離されてまだまだ勝利には遠いものの、4走目にして初めて掲示板は確保できました。
進歩は見せてくれているので、このまま良化して勝利を意識できるレベルになって欲しいものです。

  • ポルカリズム 3/11(土) 阪神6R 3歳1勝C(芝1600m) 坂井瑠星騎手 3着

現地観戦。472kgでー2kg。仕上がりは良く、他の出走馬との比較で脚長の体型に見えました。
デビュー2戦目でも気合い不足に見えるぐらい落ち着いており、初コースだからか物見をしていました。
スタートで1馬身弱の遅れ。ダッシュも鈍く後方から。
ペースが流れて縦長の隊列になる中で行きっぷりが悪く道中は後方のまま。
3角過ぎから徐々に差を詰めていき、直線では外から追い上げを見せたがクビ+3/4馬身差届かず3着。
道中は新馬戦とは違う流れに戸惑ったのか位置取りを悪くしましたが、最後の伸びは目立っていました。
昇級初戦から能力的には十分通用するところが見られたのは良かったですね。
落ち着いた気性で折り合いにも問題ないし、道中の追走ぶりを考えると距離延長も合うかもしれません。

  • シンシアリダーリン 3/11(土) 中京10R 恋路ケ浜特別(2勝C)(芝2000m) 吉田隼人騎手 3着

452kgで増減なし。パドックパシュファイヤーを着けてからチャカつく面はだいぶマシになりました。
スタートはポンと飛び出たけれど、逃げたい馬を前に行かせて2列目のインに収まる。
そのままの位置で直線へ向き、直線でバラけて進路はできたものの即座には抜けてこれず。
上位2頭からは離されてしまうも、ジワジワと最後までしぶとく伸びて3着はなんとか確保。
内容的には前回の方が良かった気はしますが、現級で続けて3着にはきて安定してきました。
得意の中京ばかり使うというわけにはいかないから、今後は他場で同じように走れるかですね。

  • インテグリフォリア 3/11(土) 中京12R 4歳以上1勝C(芝1600m) 北村宏司騎手 優勝

470kgでー2kg。若干捌きは硬く感じたが、馬体は張りが出て良くなっていました。
今回はスタートを五分に出て、軽く仕掛けて位置を取りに行き2列目のイン。
道中は2列目でも逃げた馬からやや距離を置いて追走し、4角で徐々に差を詰めていく。
直線入り口で前2頭の外へ進路を取り、早めに抜け出しを図る。
後ろから2着馬が迫ってきたが、相手の伸びに合わせるように伸びてクビ差で凌いで優勝。
地方から出戻りが決まった直後に骨折し、転入3戦目の今回、待望のJRAでの初勝利をあげました。
相手にも展開にも恵まれた感はあるけど、とにかく1勝をあげられたことに喜びを感じています。
復帰後1戦ごとに内容が良くなっているので、引退期限までの1年間もうひと頑張りして欲しいです。

  • セブンサミット 3/12(日) 阪神7R 4歳以上1勝C(芝1800m) 岩田康誠騎手 優勝

526kgで+6kg。休み明けでも仕上がりは良く、気合いは乗り過ぎているぐらい。
スタートは五分に出たが控えて中団から。
道中は縦長になって、やや離れた中団の前めを追走。
勝負所で徐々に差をつめていって、直線では外から大きなアクションで伸びてくる。
先に抜け出した2着馬も良く伸びて一瞬届かないかと思ったが、ゴール前で差し切ってクビ差で優勝。
1度勝っているクラスなので順当な勝利。
レース中に左前を落鉄していたようで、それが差し切るのに手こずった一因のようです。
2度鼻出血している馬だからレース後の状態は心配だけど、能力的にはまだ上を目指せるはずです。

  • サンカルパ 3/12(日) 中山9R 房総特別(2勝C)(牝)(芝1800m) C.ルメール騎手 優勝

488kgでー6kg。パドックでは落ち着いており仕上がりも良さそうでした。
スタートは五分以上に出て先行するが、外から1頭先手を主張してくると控えて2列目から。
道中は2列目の馬群の中でかなり行きたがっていており、鞍上が懸命になだめながらの追走。
一塊の馬群のまま直線へ向き、インから捌けるかな?と思っていたら直線入り口でパカっと前が開く。
すかさずそこを通って前を追っていき、しっかり最後まで伸びて3/4馬身抜け出して優勝。
ロスなく立ち回って、スムーズに進路が広がったのは大きかったですが、完勝といって良い内容でした。
道中の折り合いは怪しかったものの、馬群の中でなんとか我慢できたのは収穫ですね。
ポテンシャルは高い馬だと思うので、さらなる進境を見せてオープン入りを目指して欲しいものです。

  • フェーングロッテン 3/12(日) 中京11R 金鯱賞(G2)(芝2000m) 松若風馬騎手 2着

現地観戦。480kgで増減なし。やや幼い仕草は見られましたが、馬体はさらに充実してきた印象でした。
五分のスタートから先手を主張。他に行く馬もおらず、さほど苦労せずにハナをきる。
ゆったりしたペースで入り、中盤からは淀みなく流して軽快に逃げる。
余力をもって直線へ向き、直線に入って2番手以下を突き放しにかかって勝ちを意識したが…。
大外から勝ったプログノーシスが勢いよく伸びてきて、最後は差し切られて3/4馬身差の2着。
理想的なレース運びができたと思いますが、勝ち馬の決め手が一枚上でした。
2着でしたが中距離重賞で連続で好走できて、春の内に賞金を加算できたのは今後に向けて大きいです。
大阪杯だと敷居が高いし賞金も足りないかもだけど、しばらく適鞍が無いのでどうしますかね。