今週の結果 (ミラクルティアラが1700mでも快勝!)

初戦の体重は464kg。気合いは不足気味も、まずまずの仕上がりのように見えました。
大外枠からスタートは良く、仕掛けて行って先行争いへ。
4頭雁行の先行争いの中、一番外を終始回る形で各コーナーで外に大回りしてしまう。
直線でもジリジリと伸びたが、半ばで脚があがって0.3秒差の3着。
砂を被らない位置なのは良かったですが、さすがにあれだけ外を回ってロスをしたら最後は止まってしまいますね。
もう少しロスなく立ち回れれば勝ち負けに加われていたかもしれません。
一定以上の能力は見せたと思うので、早期の勝ち上がりを期待したいと思います。

  • ポルトドール 8/20(日) 札幌2R 3歳未勝利(ダート1000m) 武豊騎手 9着

474kgでー2kg。前走あたりから前捌きが硬く見え、今回も変わらず同様でした。
枠内で暴れる馬がいて、枠入り後に一度出されてやり直しに。
スタートで半馬身ほど遅れて、挽回して行ったが2列目からの競馬に。
3角で前との差が詰まって砂を被ると後退してしまい、その後は伸びることなく1.5秒差9着。
前走までダートで4戦していましたが、いずれも外の砂を被らない位置でレースをしていました。
この距離で内枠だと逃げない限りは馬群の中での競馬になるので危惧していたところ出負けしてしまいました。
これで未勝利戦への出走は困難になり進退が問わることになります。
ダートで勝ち上がり一歩手前までは行っていたので、立て直して地方から再出発を希望しますが…。

  • ラクルティアラ 8/20(日) 札幌9R 大通公園特別(2勝C)(ダート1700m) 横山武史騎手 優勝

444kgで+10kg。休み明けで増えていたけど、まだ増えても良さそうな体つきでした。
まずまずのスタートから押して行ってハナへ。
外枠の馬がぴたりと2番手の外につけてきて、1番人気の馬がその直後に待機するという展開に。
4角で2番手の馬を振り切ると、直線でも脚色は鈍らず1番人気馬の追撃に1馬身半差をつけて振り切って優勝。
初の1700mでしたが全く問題なく逃げ切り勝ちをおさめました。
砂を被るのを嫌がる馬だから、中距離の方が楽に位置を取れる分、やはり競馬はしやすい感じです。
これでレース選択の幅は広がったと思います。
勝ち時計は平凡で上のクラスで即通用するかは疑問ですが、数少ない牝馬限定戦は狙いたいですね。

  • ロコポルティ 8/20(日) 小倉10R 薩摩S(3勝C)(ダート1700m) M.デムーロ騎手 2着

528kgでー4kg。この馬としてはすっきりと見せ、近走で一番の出来にうつりました。
まずまずのスタートを切るも、思ったより出して行かずに中団待機。
道中は中団の外めに待機し、1番人気馬が3角手前で仕掛けて上がって行くと、それを追いかけていく。
4角では2列目の外にまで上がり、一歩先に抜け出して行く1番人気馬に追いすがる。
直線では差し切る勢いにも見えたが、馬体を並べたところで相手がもう一伸びしてハナ差及ばずの2着。
勝利まであと一歩という現級に上がってから一番の内容の競馬を見せてくれました。
思ったよりは後ろの位置でしたが、揉まれずスムーズに走れたことが良かったのでしょう。
西園先生なら中1週で同条件を使ってくれそうなので期待したいと思います。

  • トップキャスト 8/20(日) 札幌10R 手稲山特別(2勝C)(牝)(芝1200m) 戸崎圭太騎手 13着

446kgで+6kg。馬体の仕上がりは悪くないように見えました。
五分に出たが、外の馬が速くてすぐにハナへ行くのは諦めた様子。
馬群の中からの競馬になり、今までのレースを見てる者としてはもう終わりという感じ。
案の定、勝負所からはもう止めたという感じでギアは上がらず、そのまま後退して2.6秒差13着。
ラチ沿いを逃げなきゃダメな馬だから、スタートで終わりが決まった感じです。
牝馬限定の短距離戦は、逃げたい馬が多くて向いていないように思います。
久々に小回りの1800mに使ってみるか、短距離なら牡馬混合の方がまだ良い気はします。