今週の結果 (ドルチアーリアが勝ち上がり)

481kgで+3kg。馬体に張りが出て前回より好状態に見えました。
内枠から少し出遅れてしまい中団から。
馬群の内で揉まれる形になり、直線では最内を狙ったが伸びを欠いて1.3秒差10着。
先行力が武器の馬なので出遅れが全てです。
今まで揉まれた経験もあまりなかったから、持ち味が出ないレースになってしまいました。
大井競馬場の砂が入れ替わってから初出走で適性も見たかったけど、これでは判断できないですね。

  • インファイター 11/4(土) 京都4R 2歳未勝利(芝2000m) 西村淳也騎手 2着

490kgで増減なし。馬体の仕上がりは前回以上で気合いも表に出ていました。
スタートで若干出遅れて、それを挽回しようと出して行って好位へ。
しかし、それで馬が行く気になってしまって、抑えきれずに2角あたりでハナに立つ。
ハナに立ってからは落ち着いて脚を溜めつつ逃げることができ、そのまま直線へ。
しかし、残り1ハロンあたりで並ばれると、さすがに最後は脚色が鈍ってしまい0.2秒差2着。
人気を背負っていて包まれたくなかったのでしょうが、安易に出して行って掛かってしまいました。
前走で我慢させたことが台無しになりかねず、次回以降への影響も気がかりです。
掛かって強引な競馬をしても2着には粘っているので能力は確かなんですが。

  • ティーロポリス 11/4(土) 京都7R 3歳以上1勝C(芝2200m) 鮫島克駿騎手 11着

490kgでー16kg。休み明けなのにデビュー以来最低体重で萎んだ感じに見えました。
五分のスタートから位置を取りに行って内の2列目の位置。
3角ぐらいまでは手応えよく追走していたが、そこから付いて行けなくなり後退。
あとはずるずる下がって行って4.2秒差で最下位の11着。
鞍上によると、夏場に暑い中で走って大敗を重ねたことで、馬が嫌になって止めてる感じとのこと。
それに加えて調教もやり過ぎだったんじゃないでしょうか。
もう一度一息入れて次はダートに使いたいとの話ですが、メンタル面を立て直せるでしょうか…。

  • ヴェールクレール 11/4(土) 福島8R 3歳以上1勝C(芝1200m) ☆角田大和騎手 3着

474kgで+10kg。やや捌きは硬めだったが、体つきはふっくらと良くみせていました。
五分のスタートを切って、いつもよりは位置を取って内の3列目の位置。
脚は溜められていたし、直線でも少し外へ出して進路が開けて追われる。
しかし、開幕週の馬場で前が止まらないから前との差はあまりつまらず。0.4秒差3着どまり。
いつもより前めの位置から上手く運べたけれど、この馬場状態では3着で精一杯でした。
一叩きで良化して中2週で使えれば、馬場状態もこの馬向きになってくるとは思います。
ただ、そんなに使い込めないタイプなので、最初から4週目を狙って使う方が良い気はします。

  • シンシアリダーリン 11/4(土) 京都9R 衣笠特別(2勝C)(牝)(芝2000m) 角田大河騎手 5着

450kgでー4kg。この馬としては落ち着いている方で、出来もキープできていました。
五分のスタートから幾らか出して行って外の3、4番手の位置。
道中1頭捲ってくるが動かず待機し、外の3列目に位置を下げる。
勝負所で外から追い上げを図り、直線ではじわじわとは伸びてきて0.7秒差で5着。
馬群の内で脚を溜める競馬が理想でしたが、外枠だったこともあってそれは叶わず。
捲ってくる馬がいるのは分かっていたから、前半はもっと待機策でも良かったかもしれません。
ただ、それでも一時を思えば多少落ち着いてきたおかげか安定して走れています。
次は得意の中京になるでしょうか。なんとか繁殖入り前にもう1勝をと願っています。

460kgで+2kg。馬体の張りは良く好状態に見えました。
前回よりはスタートも出たが周りが速くて後方からの競馬に。
道中のペースも流れていて後方で待機して直線に賭ける形に。
直線では馬場の中ほどをまずまずの脚で伸びたが、半ばで前と同じ脚色になって0.9秒差7着。
1400mで重賞のペースになると巡行力が足りず後方からの競馬になってしまいます。
行きたがるからと1400mを2回使いましたが、個人的にはマイル以上の方が良いと思います。
立て直して巻き返したいと思っていたところ、入線後に跛行して下馬したとの報が。
検査の結果、右前の管骨を骨折しており、翌日にボルト2本入れて固定する手術を受けました。
芝で思っていた以上に脚も見せていたし、血統的にダートでも見てみたい馬です。
それだけに無事に復帰できることを祈るばかりです。

  • ドルチアーリア 11/5(日) 京都2R 2歳未勝利(牝)(ダート1800m) 坂井瑠星騎手 優勝

486kgで増減なし。使うごとに徐々に張りが出て、馬体の仕上がりは良くなっていました。
スタートを決めて、そのままハナを主張していく。
最初は4頭横並びの先行争いになるが、枠が内だったので譲らずハナを取り切る。
道中はペースを落として引き付けて逃げて、勝負所からは引き離しにかかりながら直線へ。
早めに抜け出してリードを築くと、しぶとく最後まで止まらず3馬身差で初勝利。
相手関係と展開には恵まれましたが、ダート2戦目で初勝利をあげました。
前回は砂を被って嫌がっていたからハナを取れたのは良かったのでしょう。
遅生まれでまだトモが緩い感じは受けており、これで成長を待つ余裕を得たのは大きいです。
牝馬限定戦を狙って使いつつ徐々に成長を見せてくれればと思います。