2023年の総括

259戦34勝(2着29回、3着24回、4着25回、5着23回)

主な成績:日経新春杯(G2)(ヴェルトライゼンデ)、東海S(G2)(プロミストウォリア)、アンタレスS(G3)(プロミストウォリア)、谷川岳S(L)(ピースオブエイト)、緑風S(3勝C)(カーディナル)、房総特別(2勝C)(サンカルパ)、新発田城特別(2勝C)(インテグリフォリア)、大通公園特別(2勝C)(ミラクルティアラ)、エリカ賞(1勝C)(メリオーレム)、1勝C7勝(インテグリフォリア、セブンサミット、ミラクルティアラ、カトルショセット、ラッジオ、スマラグドス、ラヴォルタ)、新馬3勝(ポルカリズム、ラッジオ、ニュージェネラル)、未勝利5勝(スティーロポリス、アンデスビエント、アグラード、ドルチアーリア、メリオーレム)、睦月賞(南関B1)(フォラステロ)、プルザトリガーメモリアル(トレイルリッジ)、コリウス賞(トレイルリッジ)、ポルトドール園田2勝、マグマオーシャン名古屋3勝、ウィズザドリーム名古屋2勝、以上、優勝

 東京優駿(G1)3着(ハーツコンチェルト)、帝王賞(Jpn1)5着(プロミストウォリア)、金鯱賞(G2)2着(フェーングロッテン)、青葉賞(G2)2着(ハーツコンチェルト)、フェアリーS(G3)2着(メイクアスナッチ)、鳴尾記念(G3)2着(フェーングロッテン)、中山金杯(G3)3着(フェーングロッテン)、神戸新聞杯(G2)5着(ハーツコンチェルト)、1351ターフスプリント(G3)5着(レシステンシア)など
 
 今年は見通しが明るくないと予想していたところ、ヴェルトライゼンデ、プロミストウォリアの6歳馬2頭の奮闘に、3歳でもハーツコンチェルトがダービーで3着に入るなど、前半戦は想像以上の活躍を見せてくれました。ところが、後半戦は故障などで順調にいかず尻すぼみに。結局、トータルでは出走数は過去最多になったものの、成績は昨年を下回りました。勝ち鞍こそ34となっていますが、出戻りを期したJRA未勝利馬が地方であげた7勝で水増ししており、JRAで勝ち切れないレースが目立ったように思います。5着以内の回数や確率は改善して、それぞれに良く頑張ってはくれましたが……。

 ヴェルトライゼンデが屈腱炎再発し、プロミストウォリアもトモに不安が出て後半戦出走できず現状も復帰の目途はたっていません。アンティシペイトが屈腱炎再発で引退、ピースオブエイトも屈腱炎、ようやくオープン入りしたカーディナルが病死、メイクアスナッチ骨折と主力級に故障等が続いて戦力低下は否めません。2歳馬も4頭骨折、喉鳴り手術2頭と離脱が相次いでおり、昨年末より先行きはさらに暗いと言わざるを得ないかと思います。ハーツコンチェルト、ミラクルティアラ等の3歳馬と、終盤に2連勝したメリオーレム等の2歳馬の飛躍には期待したいですが、まだ確証が得られている状況ではありません。いよいよ来年デビューを迎えるルヴァンスレーヴ初年度産駒を含む明け2歳勢から次世代を担う馬が出てくれることを願います。