今週の結果 (ヴァイスメテオールが大雨の中で優勝!)

494kgでー8kg。絞れてすっきりと見せ踏み込みも力強く、好仕上がりでした。
画面が白むようなぐらいの大雨になって馬場もぐちゃぐちゃに。
頭一つ遅れたぐらいのスタートとなり、すぐ外の馬が先手を主張してきたので位置は取れず。
無理せず控えて最後方からの競馬になり、馬場もあってか追っつけながらの追走。
3角あたりでも後方のままで鞍上の手も動いていたし、これは惨敗かもなと覚悟しました。
ところが、4角手前から馬群の間を手応え良く進出してくる。
それでもまだ前とはかなり差があったが、直線では1頭違う脚色で伸びてきて半ばで先頭。
そのまま3馬身突き抜けて優勝した。
一度は完全に諦めたレースだったのに、鮮やかな勝利となり驚きました。
血統から重馬場適性はありそうとは思っていたけど、ここまでの脚を見せるとは。
これでダービーのトライアル出走を目指していけるので大きな1勝ですね。
泥んこ馬場で走った影響がなければ、是非チャレンジして欲しいところです。

436kgで増減なし。
まずまずのスタートを切って軽く出して行ったが中団の位置に。
道中は追っつけながらの追走になり、仕掛けて行ってもあまり位置を上げられず。
直線も最後まで諦めずに追われたが、じわじわとしか伸びず5着争いに加わるところまで。
結果は0.9秒差の8着でした。
この距離でも追っつけながらの追走となり、前走の2000mでは長いという評価。
これで1800mが良いというのは短絡的で、芝のペースに合っていないとか別の問題な気がします。
追われてもジリっぽい点からも、ダートを試してみても良いと思いますがね。
あるいは前向きさが足りないようにも見えるので、ブリンカー等の馬具で工夫してみるか。

今週の出走予定と火曜日の結果 (ショコラティエールが4勝目をあげる)

ヴァイスメテオール京成杯4着から約2か月ぶりの出走。
前走は手応えほど伸びきれなかった印象ですが、自己条件なら上位と思いたいです。
ルメール騎手も確保できたし、ここで2勝目をと期待しています。

シュルレアリストは2か月半の休み明け。
先週土曜日の調教で出色の時計をマークしていたし、立て直して状態面での上積みは見込めそう。
距離はマイルぐらいが丁度良いと思うので、相手は手強そうだけど前進を見せて欲しいです。

486kgのー2kg。ふっくら見せつつ張りもあって見栄えしました。
スタートで2~3馬身出遅れるも、最内枠を利して無理なく挽回できて中団の前めの位置。
内ラチ沿いの3列目から2列目へ並びかけつつ直線へ。
直線では間をついて伸びてきて、残り1ハロン付近で先頭へ並びかけ、そのまま抜け出す。
ゴール前で1番人気馬が追い込んできたが、クビ差で押し切って優勝。
目立った出遅れになりましたが、元々控えるつもりでいたのと最内枠だったので大きなロスにならず。
鞍上も落ち着いて対応してくれたと思います。
久々に1400mに距離を延ばして使って結果が出たし、差す競馬でも鮮やかに勝ってくれました。
これで、今後に向けてレース選択でもレースの戦術面でも幅が広がりますね。
この勝利でもまだぎりぎりB2のままなので、次走も大いに楽しみです。

今週の結果 (エリザベスタワー、同着でチューリップ賞優勝! ロコポルティ初勝利!)

  • ロコポルティ 3/6(土) 阪神2R 3歳未勝利(ダート1200m) 和田竜二騎手 優勝

502kgで-12kg。ようやく絞れてスッキリと見せました。まだ少し絞れそうな位ですが。
大外枠から好スタートを切り、出して行って3頭雁行の1番外を確保。
4角から手応え十分に先頭に並びかけて行き、残り150m付近で先頭にたつ。
抜け出した後もゴールまで脚色は鈍らず、後続を5馬身突き放して優勝。
馬体が絞れた効果か、前走までは追われて甘かったのに、今回は終いまで脚を使いました。
やはり今までは太過ぎたんでしょうね。
時計も詰めて危なげない快勝だったし、これなら上でも期待が持てます。

  • クレッセントムーン 3/6(土) 中山10R 上総S(3勝C)(ダート1800m) 横山武史騎手 16着

512kgで増減無し。休み明けでも変わりないように見えましたが…。
内枠から五分に出て、それほど出していかなくても先行争いの直後のインの位置。
インで揉まれる位置だったけど、4角手前で手応えが悪化して付いていけなくなる。
そのまま失速して3.8秒差の最下位。
馬群で揉まれた上に前崩れの展開になったとはいえ、あまりの負け方に心配になります。
何もなければ良いのですが…。

506kgで-6kg。今まで以上に好仕上がりで馬体の良さは目立っていました。
スタートが課題な馬で今回も頭ひとつぐらい遅れたが、それでもこの馬にとっては過去最高の発馬。
軽く出して行くと、外めの4番手あたりで頭を上げて折り合いにく苦しむ場面が。
苦労しながらインへ入れて前に馬を置くと折り合いがつき、4角では2列めのインの位置。
直線に入ると最内へ飛び込んで追われジワジワ伸びる。
横並びの先頭争いから内の2頭が僅かに抜けて、叩き合いの末、鼻面を並べてゴール。
リアルタイムの映像だと勝ったと思ったが、スローだとかなり微妙でむしろ劣勢にも感じるぐらい。
写真判定を待っている内に自信がなくなり、ほぼ諦めていたら1着同着の判定が。

一度は諦めかけただけに、同着でも嬉しい嬉しい重賞制覇となりました。
重賞の同着優勝は結構レアなので貴重な経験ができましたね。
これが平時なら慌ただしい2頭での口取りも体験できたのに…。
ともかく、酷い競馬だった前走から、馬具等を工夫して巻き返しを見せてくれました。
ただ、前半は折り合いに苦慮するなど、まだまだ乗り難しそうでした。
(もう1頭の勝ち馬の方がド派手な暴れっぷりだったから目立たなかったけど)
特にゴール前では外に刺さり気味になっていて、あれがなければ抜け出せていたでしょう。
課題は山積みだけど、桜の切符と重賞のタイトルを手にできて大きな1勝になりました。

  • アンティシペイト 3/7(日) 中山9R 湾岸S(3勝C)(芝2200m) 三浦皇成騎手 2着

508kgで+4kg。陣営のトーンとは裏腹に、張りも十分で歩様も力強く良く見せました。
五分のスタートから出して行って迷わずハナへ。
前半はスローで引き付けて逃げ、早めにペースを上げて行く。
直線へ向いても余力があったが、外の3番手から伸びてきた勝ち馬にはあっさり捕まる。
それでも、後続の馬群は寄せ付けず2馬身差の2着でゴール。
前半をスローに落とし過ぎて、後続に追走で脚を使わせられなかったように思います。
もっと平均ペースの逃げの方が向いているでしょう。
距離もさらに長い方が良いけど、テンが早い方でないからコーナー近くの発馬だとリスクがあるし…

520kgで+2kg。前走並みの出来はキープしていたように思います。
スタートはだいたい五分に出たけど、ダッシュ一息で無理せず控えて中団の後方から。
そのまま後方で進め、外へ出しつつ直線へ。
馬群の外めなのに密集して満足に追えず、最後だけ申し訳程度に追い上げて0.7秒差10着。
引退レースかもしれないのに、ただ回ってきただけの全く消化不良な一戦になりました。
だから、マイルは合ってないって言ってるのに。
このまま引退だと、試して欲しいと思っていた長い距離も試さないまま。
オープン入りできる能力はあると思うんですけどねぇ。

534kgで-2kg。活気ある周回を見せ、近走では1番の状態に見えました。
大外枠からポンと好発を決めるも、無理せず控えて中団から。
道中は追っ付けながらの追走になるが、勝負所からは勢いよく追い上げてくる。
直線で外から勝ち馬と2頭で良い伸び脚を見せ、一気に馬群を交わして行く。
しかし、伸びの鋭さは勝ち馬の方が一枚上で、1馬身1/4差の2着まで。
せっかく好発だったのに控えすぎだと思ったけど、結果的に展開は向きました。
馬場が徐々に乾いてきていたのも良い方に出ましたかね。
堅実に頑張ってくれているので、苦手な夏場になる前にもう1勝をと願います。

今週の出走予定

ロコポルティは中2週での出走。
初の1200mだった前走は、追って物足らなかったものの0.3秒差の競馬はできました。
距離2戦目で慣れも見込めるし、ひと叩きした上積みでもう一押しをと願います。

クレッセントムーンは昨年末の勝利以来の競馬。
昇級戦ですが、同じ中山コースで、手が合っている鞍上の継続騎乗なのは心強いです。
心配なのは馬場が湿って時計が速くならないかという点ですね。

エリザベスタワーはエルフィンS9着から中3週。
前走は若さを見せ展開も向かず直線でも前が壁と、悪い要素を詰め込んだようなレースでした。
今回は直前追いを軽くして調整面で工夫をし、馬具も初戦時のものに戻すようです。
コースも初戦勝ちの舞台に戻るので、巻き返して桜の切符を手にして欲しいと思います。

アンティシペイトは年明けの万葉S4着から2か月ぶりの出走。
山元トレセンから帰厩後、飼い食いが一息であるなどあって陣営のトーンが上がらず。
能力的には上位だと思うのですが、今回は自信が持てないばかりか不安が先立ちます。

ダンサールは中2週。
6歳牝馬で今月いっぱいでの繁殖入りが決まっており、ここが引退レースになりそうです。
ただ、1ハロン短縮はプラスではないですね。
前走ぐらいの行きっぷりで前めを確保できれば、少しはチャンスもあるかもしれませんが。

ジオラマも年明け以来で2か月ぶり。
平坦の小倉の芝でも見てみたかったけど、今回もダート1200m戦に。
時計勝負は向かないから当日までの天候が心配ですね。

  • フライングトリップ 3/4(木) 川崎8R アクアマリンフラワー賞(牝)(ダート1400m) 山崎誠士騎手 2着

461kgで+6kg。休み明けとしてはまずまずの仕上がりのように感じました。
スタートは若干遅めも、出して行って先行集団の後ろ6番手ぐらいのインの位置。
1頭が大逃げをうつ展開になるが、馬群の内にいたので道中はじっと待機することに。
4角まで動き出せなかったが、直線入り口から進路が開くと鋭い伸びを見せ前に迫る。
ゴール前で3頭並びの中から抜け出した!と思ったところを、大外から強襲されて頭差2着。
相手関係にも恵まれて、結果的に展開も向いたのだけど、あと一歩のところで2着。
今度こそ初勝利だと一瞬思っただけに悔しいですね。
まぁ、でも堅実に走ってくれているし、立て直した効果も見られたのは良かったです。

今週の結果 (レシステンシアが阪急杯制覇!)

  • シンシアリダーリン 2/28(日) 阪神4R 3歳未勝利(牝)(芝1800m) 太宰啓介騎手 10着

444kgで+6kg。張りが物足らないのか輪郭がぼんやりした感じに見えました。
五分にスタートを切り、控えて中団を追走。
デビュー戦時の終始首を下げた余裕のない追走ではなく、溜めがきいた走りに見えました。
4角手前から外めを徐々に差を詰めていき、直線入口でもまだ手応えが残っていそう。
しかし、直線での伸びはジワジワとしたもので1.0秒差の10着どまり。
4角では掲示板ぐらいあはあるかもと思ったけど、そこからが案外でした。
着順ほど負けてないし全くダメな内容ではないですが、9着以下を引くと崖っぷち感がありますね。
距離がある程度融通ききそうなのは良かったですが、微妙に適条件とはずれてる気もします。

508kgで+8kg。2戦続けて増加でも太め感はなく、馬体の張りは前走以上に見えました。
スタートを決めて先行し、周囲の出方をうかがいながら当初は2番手につける。
ところが、すぐに2番手では抑えきれない行きっぷりを見せて、逆らわずにハナへ。
そのまま終始1馬身程度を保ちつつ逃げて、後続をやや引き付けてコーナーを周り直線へ。
直線入口からスパートをかけて抜け出す。
後続も脚を伸ばしてきたのでどうかと思ったけど、坂の登りでもこちらの脚色は鈍らず。
ゴール前では逆に突き放すぐらいの余裕を見せて2馬身差で優勝した。

この馬にとってちょうど良いペースで楽に逃げられたので完勝となりました。
マイルよりはペースが落ちる余地の少ないこの距離の方が向いているかもしれませんね。
とにかく、古馬相手でもスピードでは負けていないところが見られて一安心です。
骨折明けで急仕上げ気味だったマイルCSだけでは判断できかねていたので。
この後の路線について明言はされていないけど、今回の勝利で楽しみは広がりました。

先週の結果

シンシアリダーリンは昨年末のデビュー戦以来の2戦目。
土曜のマイル戦を使いたかったようですが、除外確実とのことでこちらへ。
しかし、どうせ1800mを使うのなら小倉の方も検討したのでしょうか。
平坦向きという感じもするので小倉の方が良かったような。
どちらにしても、この距離で脚を溜める競馬をしてどこまで通用するかという感じですね。

レシステンシアは昨秋のマイルCSから3か月ぶりの競馬。
今年の始動戦は久しぶりの1400m戦となりました。
古馬相手で短距離に使うのは初めてだけど、スピードそのものは通用すると思います。
逃げなくても良いですが、持ち味が生きるようなペースでの競馬はして欲しいですね。
今後の路線を占う意味でも重要な一戦なので、好結果を出してくれることを願います。

先週の結果

  • ショコラティエール 2/19(金) 大井11R 如月賞(B2)(ダート1200m) 藤田凌騎手 7着

488kgで+2kg。ふっくら見せて落ち着きもあり、まずまず良さそうな出来と感じました。
スタートで後手を踏んだが、強引に出して行ってハナへ。
勝ち馬が外の二番手でピッタリとついてくる厳しい展開に。
直線であっさり交わされて突き離され、中団からの差し馬達にも捕まって1.4秒差の7着。
前走では負かした相手だけど、勝ち馬が強過ぎました。
それに加えて、スタート後に無理して先手を取りに行った分が響きましたね。
スムーズならもう少しは走れると思うので、次回の巻き返しに期待します。

休み明けで+14kgの480kg。休養前に減らしていたのが戻った形で、見た目は太くなかったです。
まずまずのスタートから、ややスローの流れの中、先行集団の後ろで七番手ぐらいの外。
そのままの位置でジワッと差を詰めつつ直線へ。
手応えもまだ十分あって上位争いに加わりそうに見えたが、案外とジリジリとしか伸びず。
坂上での末脚は上位馬に見劣り、0.4秒差の7着どまりだった。
瞬発力勝負で分が悪いのはあるにしても、もう少し通用すると思っていたのですが。
手応えほどの脚が使えなかったのには、休み明けの影響もあるかもしれません。
ひと叩きされての変わり身に期待したいですね。
やはり左回りが良いと考えられているのか、中京開催へ続戦する思惑のようです。