今週の出走予定

  • ピアツァサンマルコ 7/17(日) 福島7R 3歳未勝利(芝1800m) ▲原優介騎手
  • ピュアブラッド 7/17(日) 福島12R 3歳以上1勝C(ダート1800m) 戸崎圭太騎手
  • トップキャスト 7/17(日) 函館12R 湯の川温泉特別(2勝C)(芝1200m) 斎藤新騎手


ピアツァサンマルコは中2週で出走。
気性面の課題が大きい馬なので、この間隔でも中間は阿見TCへ出て調整されました。
2戦して徐々に良化していますが、初コース、乗り慣れた騎手が乗れないなど不安材料も多いです。
陣営は色々工夫してくれている印象なので、なんとか結果に繋がって欲しいと願っています。

ピュアブラッドは5か月ぶり。まだ体質的に弱いのか立て直しに時間がかかりました。
休む前は現級で連続2着しており、このクラスでは上位だと思います。
ただ、初勝利が当舞台だったとはいえ、小回り1700mは多少忙しい感もあります。
斤量の軽い3歳馬の存在も気になるところで、楽観はできないように思います。

トップキャストは中1週。
前走で権利を逃したため、確実に出られそうな今週のレースに出てきました。
前走はテンションを含め状態面に問題があったと思っており、一度使われての変わり身に期待します。
最終週の馬場なのが気がかりですが、前回よりは逃げられそうな組み合わせだと思います。

今週の結果

  • グランパドゥシャ 7/9(土) 福島3R 3歳未勝利(牝)(ダート1150m) 武藤雅騎手 7着

436kgで+16kg。大幅増でも特に太いようには感じませんでした。
まずまずのスタートから先行争いに加わるかと思ったが、無理せず控えて2列目からの競馬に。
初ダートでもろに砂を被る位置になったものの、道中の進み具合には全く影響がなさそう。
悪くない手応えのまま4角で外へ持ち出し、3,4番手の外の位置で直線へ。
しかし、直線では内の馬と接触する場面もあり、手応えの割に伸びを欠いて1.1秒差の7着。
直線へ向くまでの運びは今までで一番良くて、一瞬は期待させるものはありました。
ただ、直線で追われてから伸びないのは相変わらずで、このままでは厳しい状況なのは変わりありません。
権利が取れずあと使えて1回だと思われますが、この内容だとダートの方が僅かに可能性は感じますかね。

  • ミラキュラスライト 7/9(土) 函館8R 3歳以上1勝C(ダート1700m) 横山武史騎手 3着

482kgで+2kg。前走の状態をキープし、前回よりは落ち着きもある印象でした。
好スタートをきって軽く促して馬群の中で2列目の位置。
最初は掛かり気味だったが、向こう正面では折り合いがつく。
先行した2頭が早めに引き離しにかかるところ、外へ出しつつ追い上げて行き3番手で直線へ。
残り1ハロンあたりでは差し切る勢いだったが、あとは前と同じ脚色になってしまう。
ゴール前で追い上げてきた馬にも交わされて0.2秒差の3着。
勝ちきって欲しいところでしたが、最初に掛かってロスした分が最後に響いたでしょうか。
それでも、昇級戦でいきなり目途のつく内容のレースは見せてくれました。
今後も折り合いが鍵にはなりそうですが、そう遠くなく2勝目のチャンスはありそうです。

  • アンティシペイト 7/10(日) 福島11R 七夕賞(G3)(芝2000m) 武藤雅騎手 3着

496kgでー4kg。馬体が引き締まって好状態でした。
まずまずのスタートから軽く促していくも、無理に位置を取る気はなく中団の後方から。
道中はその位置で脚をため、残り3ハロン手前から外を通って追い上げて行く。
5番手の外あたりで直線へ向くが、すぐ前の位置にいた勝ち馬の手応えが抜群に見えて…。
直線でじわじわと伸びて2番手にあがるものの、勝ち馬には引き離されてしまう。
最後は1つ後ろの位置にいた1番人気馬にもゴール前で差されて0.5秒差の3着まで。
だいたい思い描いていた競馬ができて、初めて重賞で馬券圏内に入りました。
ただ、やはりハンデが見込まれ過ぎでしたね。
勝ち馬とは同斤量(別定)のAJCCで先着されているのに、こちらが2.5kg重いハンデでしたし。
なお、レース後は山元へ直接移動しており、次は札幌記念への挑戦を検討しているようです。
相手関係からは小倉記念の方が良いでしょうが、またハンデが気になりますしねぇ。

今週の出走予定

  • グランパドゥシャ 7/9(土) 福島3R 3歳未勝利(牝)(ダート1150m) 武藤雅騎手
  • ミラキュラスライト 7/9(土) 函館8R 3歳以上1勝C(ダート1700m) 横山武史騎手
  • アンティシペイト 7/10(日) 福島11R 七夕賞(G3)(芝2000m) 武藤雅騎手

グランパドゥシャは2か月半ぶり。
骨折休養明けだった前走が9着。使われて上積みがあれば良いのですが、あまり変わっていない様なコメントです。
今回はダート替わりがどうでるか。母や兄はダートで活躍しているので血統的には合いそうだけど…。
常に力んで走ってしまうタイプなので、50mでも短縮になるのは良いかもしれません。

ミラキュラスライトは初勝利をあげた前走から中2週。
前走では溜める競馬をすれば良い末脚を見せてくれることを再確認できました。
今回は昇級戦になるけど、作戦的には前走同様になるでしょう。
そうなると前が流れてくれるかどうか展開面が鍵になりそうですね。

アンティシペイトは約3か月ぶりの出走。
2000mのリステッドに使ったところ思わぬ圧勝を見せた前走を受けて、同条件の重賞を使ってきました。
ハマった感じはあるにしても5馬身差の勝利だったから、鞍上も継続騎乗だし重賞制覇の期待がかかります。
前走を再現するにはペースが流れてくれることが必須で、似たような展開になってくれればと願います。
ただ、前走が鮮やかに勝ちすぎたためかハンデは56.5kgと見込まれた印象です。
あとは週末の天気が気になりますね。速過ぎる馬場は厳しいし、かといって重馬場は未知数だし…。

今週の結果 (フェーングロッテンが連勝でラジオNIKKEI賞制覇!)

  • デュアルテイルズ 7/1(金) 大井8R カイピリーニャ賞(B3)(ダート1400m) 岡村健司騎手 4着

469kgでー3kg。馬体は張りがあって見栄えしたけど、いつもより落ち着きはない様子でした。
ゲートで立ち遅れ。一旦は中団からの競馬になり、道中じわじわと外めを追い上げる。
3角で4頭雁行の一番外の位置になり、4角では大外の3番手に上がったが、直線で伸びず0.7秒差4着。
敗因は出遅れに尽きます。今までは好スタートばかりだったのですが…。
そこまで強引にではなかったけれど、道中から外々を回って追い上げたのが最後に響いたのでしょう。
ロスがあって4着だから古馬との関係ではある程度のめどはたったように思います。
この後は続戦が視野に入っているようで、次開催からはC1に降級になります。
今回のテンションの高さが次回以降にも続かなければ、すぐに結果を出してくれると思います。

  • ブレスク 7/2(土) 福島3R 3歳未勝利(ダート1700m) 内田博幸騎手 13着

510kgでー12kg。まだ太いぐらいに見えるも、前回よりは気合い乗りも悪くなく感じました。
ゲートで微妙に遅れてダッシュも鈍く後方から。行きっぷりが悪くて一時は最後方に。
絶望的な位置で直線へ向き、バテた馬を2頭交わしただけで3.2秒差13着。
かなり鞍上が仕掛けても道中から進かず、この内容では厳しいとしか言い様がありません。
使えてもう1回でしょうが、このままではどうにもなりそうもありません。

  • サンカルパ 7/2(土) 福島10R 松島特別(2勝C)(牝)(芝1800m) 津村明秀騎手 2着
  • エレヴァテッツァ 7/2(土) 福島10R 松島特別(2勝C)(牝)(芝1800m) M.デムーロ騎手 6着

サンカルパは482kgで+8kg。増えていたけど特に太いとは思わず、状態は悪くないように見えました。
まずまずのスタートを切ってじわっと先行。先行する2頭を前へやって2列目の外の位置。
最初は幾らか行きたがっている感じに見えたが、途中で折り合いはついて、3角から徐々に進出。
直線入り口で先頭に並び、残り1ハロンで抜け出したが、そこから伸びず1頭に差されて0.2秒差2着。
抜け出したときは勝ったと思ったのですが、そこからが案外伸びませんでした。
鞍上によると「抜け出してフワっとした」とのこと。
正攻法よりもっと積極的に乗った方が良いということでしょうか…。

一方、エレヴァテッツァは508kgで+4kg。太目感はないが、いつも以上に捌きが硬めに見えました。
スタートが遅めだったけど、内枠のおかげで2列目のインの位置を取る。
そのまま4角までは動けず、直線で外へ出してサンカルパの後を追う。
しかし、反応鈍くじりじりとしか伸びず0.4秒差の6着どまり。
元々、追って鋭く伸びるタイプではなく、インからの競馬はあまり合っていませんね。
長期休養明けで着差は0.4秒だから内容的には悪くなく、使われての前進に期待したいです。

466kgでー2kg。状態は良さそうに見えました。
ゲートで大きく立ち遅れ。最内枠だったからロスなく巻き返して中団のインの位置。
直線で馬群をさばいてじわじわ伸びるも0.5秒差6着まで。
開幕週でレコード連発するような馬場になって、前も止まらないので後手を踏んでは厳しかったです。
先行できるタイプでもないので、この週に使ったこと自体が間違いでしたね。
開催が進めばチャンスも出てくるでしょうが、権利もないし続戦してくれないでしょうね。

440kgで+4kg。体つきは悪くないけど、テンションが高く気になりました。
まずまず良いスタートを切ったけど、外から1頭もっと好発を切ったのでハナへは行けず。
離れた2番手を追走していたが、直線入り口で突き放されて、そのまま伸びず0.9秒差11着に沈んだ。
このレース内容で力を出し切っているとは思えず、状態面が整っていなかったように思います。
様子を見つつ続戦するつもりのようですが、使われたことでガス抜きできて落ち着いてこないと厳しそうです。

466kgでー4kg。続けて減っているものの、見た目にはこれで丁度良いぐらい。
まずまずゲートは出たけど、周りの方がダッシュが速くてハナへは行けず。
それでも内枠だったから、枠なりに3列目のインをとる。
道中は馬群の内でロスなく回り、やや頭は高くしながらも折り合いはついていそうでした。
直線では最内しか選択肢がなく、かなり狭くなる場面がありながらラチ沿いを伸びてくる。
逃げた馬との叩き合いになるが、ゴール前でグイっと抜け出して3/4馬身差で優勝。

ラチに軽く接触するぐらい狭いところを伸びて、見事に重賞初制覇を成し遂げました。
年明けに走る気が失せたような負け方でタイムオーバーの制裁を食らった馬が、半年後に重賞を勝つなんて。
内枠を引けてロスなく運べたのが一番の勝因でしょうが、最後まで真面目に走ってくれたのも大きいですね。
2走前から着けたブリンカーが効果覿面で、着用後は段々と前向きにレースに臨めるようになった印象です。
しかも、前走のような逃げる形を予測していたところ、結果的に馬群の中からの競馬になりました。
元々は控える競馬ができていた馬だけど、最近は揉まれていなかったから嫌気をささないかと心配しました。
あらためてこういう形でも問題なく走れることがわかり、今後に向けて収穫大な一戦になりましたね。

社台サンデーG1の一次募集の結果

昨日、社台・サンデー・G1の一次募集の結果が発表されて1歳出資馬が確定しました。
久しぶりに募集馬見学ツアーが開催されて参加しましたが、雨にたたられて思うようには見られず。
それでも、実馬を全く見ずに買っていた過去2年よりは納得のいく選択はできたように思います。

社台TC・サンデーTC(メイン)

第1希望 No.176 ゴールデンドックエーの21  父レイデオロ ○当選
第2希望 No.076 メジャーマジックの21  父マインドユアビスケッツ ○当選
第3希望 No.087 ヴァイブランスの21  父Mendelssohn ー無効
<2頭希望>

メイン・サブとも125万円と私にしては高馬を申し込んだので、3頭希望とはせず2頭希望で。
ツアー前にはキャットコインの21が最有力候補でした。
しかし、ツアーでの展示でドックエーの21の方が感動的に良く見えたので、あまり悩まずこちらをメインの第1希望に。
兄姉がほぼ軒並み屈腱炎になっていて不安はありますが、あれを見て申し込まないならツアーに参加した意味が無くなります。
他の候補は175シーウィルレインの21、134シャルマントの21でした。
第2第3には縦縞の関西牝馬を書いて、メジャーマジックの21の方を確保。
現状やや小ぶりですが、遅生まれで成長が見込めるし、動きが良くて短めの距離で期待できる馬かと思います。

社台TC・サンデーTC(サブ)

第1希望 No.025 キャットコインの21  父ニューイヤーズデイ ○当選
第2希望 No.024 ティックルゴールドの21  父ニューイヤーズデイ ー無効
<1頭希望>

サブの方で何を買うか(買えるか)は相当悩ましかったです。
他の候補は122アスコルティの21、51ケンホープの21などでした。
最終中間申し込み状況を見て、その時点で一番票数が少なかったのが、一時は最有力候補だったキャットコインの21。
それで、このような申し込みになったのだけど、一昨日に第1希望の票数が56票だったと発表されて絶望。
こっちのアカウントは出資実績が少ないので10/56の抽選に賭けるのみの状況になりました。
それだけに、昨日丸印がついている結果通知を見たときには声が出ましたね。
少々危うい申し込みでしたが、結果的に最も欲しかった白老産のエース候補2頭に出資確定して嬉しい限りです。
ちなみに、第1希望に当選したので無効票になったけど、第2希望の白老産馬も結構気に入っている1頭です。
キャットコインの21とは共通点が多すぎて、未知数な配合なのもあって両方を取りに行く勇気は持てなかっただけです。

社台グループオーナーズ(地方)

第1希望 No.306 オメガインベガスの21  父ジャスタウェイ ○当選
<1頭希望>

地方オーナーズでも1頭確保。
今年は1000万円以下で1頭という狙いで、このカテゴリはほとんど悩みませんでした。
母の産駒は現3歳以上の馬は小柄な馬が多く目立つ結果が出ていませんが、この馬は標準以上にはなりそうです。
馬体も動きも良いし、少々繊細そうな気性が気になりましたが、地方のダートなら大人しいよりは良いかと思います。
中間まではあまり人気が無かったのですが蓋を開けたら満口でした。(地方オーナーズはほぼ満口ですが)

G1TC(メイン)

第1希望 No.062 メリオーラの21  父シュヴァルグラン ○当選
第2希望 No.023 ソングバードの21  父リオンディーズ ○当選
第3希望 No.028 レイヌドネージュの21  父ヘニーヒューズ ○当選
<3頭希望>

ここは深く考えずに3頭希望にして、さすがに第2は厳しいだろうと思っていたのですが、丸印が3つつく驚きの結果に。
メリオーラの21は馬体も動きも良く価格も手頃だったし、その上で血統表を見たら素人目にも面白い配合に見えたので。
父のイメージよりは短め向きかと思いますが、かえって計算が立ちやすいのではないかと思います。
他の候補は38ブラインドラックの21でしたが、あっちは相当人気になっていましたね。
第2のソングバードの21は大柄でスケールのある1頭。(デカすぎるきらいはありますが)
ダート寄りに出てくれたら特に楽しみになりそうに感じています。
第3では人気薄だったレイヌドネージュの21を確保。
打率の高いヘニーヒューズ産駒で、ダートでこつこつ走ってくれれば満足です。

G1TC(サブ)

第1希望 No.017 サンタエヴィータの21  父サトノダイヤモンド ○当選
第2希望 No.026 アルーリングライフの21  父リアルインパクト ○当選
<2頭希望>

サブの方で白老産をさらに2頭確保。
サンタエヴィータの21は完成は遅めだろうと思いますが、長めの距離の良さそうなタイプ。
中距離以上の方が出走にストレスを感じないし手当も厚いので、軌道に乗ってくれれば楽しみは大きいです。
大柄な牡馬なのに人に擦り寄ってくるような人懐こい馬でした。
第2は当初21ワイルドフラッパーの21にしていたところ、第2にはほぼ回らなさそうだったので直前に変更。
第3希望から繰り上げたアルーリングライフの21も第2で抽選になったようですが、運よくこちらも確保することができました。
厩舎で嫌って姉のアルーリングウェイを見送ったのを後悔していたから、そのリベンジの意味もあります。
馬体からも血統からも短距離向きと思います。堅実に走ってくれることを期待します。


以上、9頭の馬たちと新たに縁を持つことができました。
キャットコインの21の抽選に当たったり、G1の第2希望が2頭とも取れたりと多分に運に恵まれたのが大きかったです。
特に白老提供の4頭はいずれも事前に見学した時から気に入っていた馬たちばかりで、この4頭を揃えられたのは嬉しいです。
さすがに予算オーバー気味ですが、まぁ来年はルヴァンスレーヴ産駒を中心に買うだけになる予定なので…。
では、ご一緒できることになった皆様、どうぞよろしくお願いします。

今週の出走予定

  • デュアルテイルズ 7/1(金) 大井8R カイピリーニャ賞(B3)(ダート1400m) 岡村健司騎手
  • ブレスク 7/2(土) 福島3R 3歳未勝利(ダート1700m) 内田博幸騎手
  • エレヴァテッツァ 7/2(土) 福島10R 松島特別(2勝C)(牝)(芝1800m) M.デムーロ騎手
  • サンカルパ 7/2(土) 福島10R 松島特別(2勝C)(牝)(芝1800m) 津村明秀騎手
  • ヴェールクレール 7/3(日) 小倉8R 3歳以上1勝C(牝)(芝1200m) 福永祐一騎手
  • トップキャスト 7/3(日) 函館9R 道新スポーツ杯(2勝C)(牝)(芝1200m) 鮫島克駿騎手
  • フェーングロッテン 7/3(日) 福島11R ラジオNIKKEI賞(G3)(芝1800m) 松若風馬騎手


デュアルテイルズが中7週で出走。
前走の東京プリンセス賞は距離が長すぎて為す術なく最下位に惨敗。
デビュー2連勝を飾った1400mに戻ってあらためて期待したいですね。
ただ、今回は格付け初戦で古馬との対戦になって、レースの流れも違うのでどうでしょうか。

ブレスクは4か月ぶり。
放牧先で飛節に腫れが出て復帰が遅れました。
個人的には東京ダート2100mに一縷の望みを持っていたところ、これで東京開催には間に合わず。
中間の様子から変わってきた感もなく、小回りの1700mでは厳しそうに思います。

エレヴァテッツァは骨折による休養でちょうど1年ぶりの出走です。
全治6カ月以上との診断だったのですが、思っていた以上に時間がかかりました。
元々このクラスでは常に上位争いをしていた馬ですが、さすがにブランクが長くて自信はありません。
同じレースにサンカルパも出走。こちらは4月の2勝目をあげたレースから3か月ぶり。
その前走は先手をとって4馬身差の圧勝でした。
逃げる競馬をしたことで抑えが効かなくなっていないか心配はありますが、あの内容なら上でも期待できそうです。

ヴェールクレールは短期放牧をへて中6週。
1200mを使うようになって連続で3着とレースぶりは安定してきました。
ここも期待ができると思いますが、テンが速い馬ではないので開幕週の馬場に懸念が残ります。

トップキャストは葵Sから中4週で函館へ転戦。
重賞挑戦の前走は最後こそ失速したけど軽快に逃げてスピードのあるところを見せました。
北海道での滞在競馬は昨夏経験しているし、平坦コースでスピードも生かせそうです。
ただ、ここは牝馬限定戦にしては結構メンバーが揃ったし、そこまで楽観はできなさそうですね。

フェーングロッテンも白百合S優勝から中4週。今回はG3に挑戦です。
前走でリステッドレースを制覇したとはいえ、かなり展開面で恵まれたのも確かです。
しかし、2走前からブリンカーを着用して、徐々に実戦でも動けるようになってもきています。
距離が短縮になるのも個人的には良いと思っているし、まじめに走ってくれればチャンスもあると思います。

今週の結果

  • ピアツァサンマルコ 6/25(土) 東京6R 3歳未勝利(芝1600m) 武士沢友治騎手 5着

446kgで増減なし。テンションは前回同様高めだけど、それ以上にはなっていない感じ。
まずまずのスタートから最初は好位の外。
道中、しばしば頭を上げて落ち着かず、鞍上がなだめている内に位置を下げて中団の前あたりに。
直線では外めをじわじわと伸びて、ゴール前で5番手にあがってフィニッシュ。結果は1.0秒差の5着でした。
初戦よりは流れに乗れて、2戦目でぎりぎり掲示板は確保してくれました。
ただ、ゲートもたまたま出たけど中で怪しい雰囲気だったとのことで、道中も課題満載でした。
道中のは力んでしまったのかと思ったら、逆にハミを取らずに上に逃げる感じだったとのこと。
馬具等で対処することになるのでしょうか。逆効果になりそうな気もするけれど…。
とりあえず優先権は確保したので、4節内で短期放牧から10日競馬で次走を目指すそうです。

  • カーディナル 6/25(土) 東京11R 江の島S(3勝C)(芝2000m) C.ルメール騎手 6着

494kgでー10kg。細いということはなく、良い感じに落ち着いて周回していました。
ゲートは五分に出て内枠からハナへも行けそうだったが、最初から行く気はなく控える競馬。
逃げた馬の直後の2列目インに位置するも、ずっと力んで鞍上が手綱を引っ張りどおし。
そのままの位置で直線へ向くが、目立った伸びはなく0.8秒差の6着。
レース前からの予想通り、折り合いに難を見せて自分との闘いに終始してしまいました。
今回だけで良ければ逃げてしまえば折り合えた気もするけど、先を考えて指示が出ていたようです。
これで次回から我慢して走れれば良いのですが。