今週の結果 (ヴェルトライゼンデが萩Sを快勝し2戦2勝に)

重賞については別項で。

  • ヴェルトライゼンデ 10/26(土) 京都9R 萩S(L)(芝1800m) C.スミヨン騎手 優勝

490kgで増減なし。前回は秋ツアーに行っていたので映像との比較ですが、同じ体重でも見違えるようでした。
厚ぼったさが抜けて皮膚感が良くなり、動きもスムーズで目立っていました。
もう一絞りして付くべきところにもう一回り付いてくるように鍛え上がれば理想的でしょうか。
スタートはゆっくりめ。ただ、他馬もあまり行かなかったことで2列目の外の位置を楽に取れました。
少頭数の上に未勝利馬が逃げたためスローペースに。隊列は変わらずに勝負所へ。
4角で馬場の良い外へ出しながら追い出されるが、すぐ内にいた3着馬がコーナーリングで抜け出しを図る。
一瞬抜け出されたかと思ったが、馬体を併せるとこちらがぐいっと一伸びして先頭に。
外から2着馬が迫ってきたものの、それも相手が来た分だけこちらも伸びるといった感じで寄せ付けず。
結果、半馬身差で内と外のライバル達を抑えきって優勝。


勝負強い走りを見せて好メンバーが揃った一戦を制し、見事デビュー2連勝を飾ってくれました。
時計は平凡ですが、渋った馬場にスローペースでは仕方ないと思います。
それより、馬体の良化ぶりが著しかったし、フォームも随分改善していたと感じられたのが収穫です。
父系譲りの勝負根性も備えていそうなので、今後がますます楽しみになりました。
鞍上によると良馬場ならもっと弾けそうとのこと。その通りなら更に夢が広がります。
とりあえずレース当日にしがらきへ放牧となりましたが、来春へ向けて順調に育ってもらいたいものです。

  • ブラックモリオン 10/27(日) 京都12R 3歳以上2勝C(牝)(ダート1800m) ▲岩田望来騎手 12着

480kgで-16kg。特段細くは見えず、前回が+14kgで前々回勝った時からは-2kgなので当たり前かもしれません。
スタートは五分に出たけど、他の馬が速くて先行争いに加われず。
5番手グループの中でも追っ付けながらの追走で、3角あたりからは徐々に置かれ始める。
直線へ向く頃には後方に下がってしまっていて、そこからバタっとは止まってないけど流れ込んだだけ。
2.3秒差の12着と大敗で、やはりクラスの壁は厚いという感じです。
速い時計に対応するのに苦労しているように思うので、もっと時計のかかる馬場状態でないと厳しそう。
思い切って条件を替えるのも手ですが、騎手のコメントからは小回りのローカル狙いになるんでしょうか…。