今週の結果(中央) (ヴェルトライゼンデがホープフルS2着)

  • ピラミッドムーン 12/28(土) 阪神3R 2歳未勝利(芝1800m) 北村友一騎手 8着

490kgで-6kg。j劇的に良くなった感じはなかったけど悪くは見せませんでした。
ゲートで半馬身ほど送れるも、すぐに挽回して2列目の馬群の中まで上がる。
勝負所で鞭も入って手応えは一息に見えたけど、直線ではバテずに走って0.9秒差の8着。
全く競馬にならなかった前走よりは進歩が見られました。
ただ、ピリッとした脚が使えない感じで、芝よりはダート向きな印象です。
砂を被ると初戦のようになってしまう可能性はあるかもしれませんが。

448kg。数字を見て萎んだなぁと思ったものの、ころんとした体型ながらまずまずの仕上がりでした。
まずまずのスタートを切って6番手ぐらいの位置。
3角までは一息に走ろうという感じで鞍上が必死に抑えている感じ。
コーナーでは落ち着いて馬群の2列目で直線へ。
直線では外からじわじわと伸びたが、他馬に寄られる不利もあって伸びきれず1.5秒差の6着に終わった。
スタートや行きっぷりは見所があったので、着順・着差ほど印象は悪くありません。
ワンペースで前進気勢が強すぎる様子なので、平坦の1200mの方が良さそうですね。
権利も取れなかったので間隔をあけることになりますが、小倉の芝1200mに使いたいところです。

476kgと牝馬にしては馬格があり仕上がりも良いけど、牡馬に混じるとあまり目立たず。
一見すると落ち着きがあるように見えたが、良くみるとチラチラ周囲を気にする仕草も。
スタートは五分に出たが、しばらく速脚のような形で走ってしまい全く行き脚つかず後方グループの中。
道中も促しても進んで行かずに後方のまま、勝負所で外めから追い上げていく。
直線では外からじりじりとは伸びたものの、挟まれてブレーキをかける不利もあって1.7秒差の10着。
ズブいとは聞いていたけど、あそこまで進んでいかないとは。
馬ごみを気にして進んでいかない感じだったとのこと。
すぐに改善するのは難しそうで、馬具で工夫してみるぐらいしか策が思いつきません。

  • クロランサス 12/28(土) 阪神8R 3歳以上1勝C(芝1600m) 横山武史騎手 14着

400kgで-6kg。細いし小さいけど動きはきびきびして極端に悪くは見えませんでした。
スタートで若干遅れたが、外枠からで前に壁を作れず抑えきれずに上がっていってしまう。
4角で外の2列目まで上がって、まだ手応えもあるように見えたが、直線半ばで完全に脚が上がる。
そのあとはずるずる下がって1.2秒差の14着と惨敗。
未勝利戦では溜めがきけばマイルもこなせていましたが、前半引っ掛かって脚が溜まりませんでした。
また、母系から最終的な適性はスプリントのように感じていて、短距離寄りになってきているのかも。
馬体が減っていた影響もあるでしょうし、小倉滞在で芝1200m戦狙いが良いかもしれません。

  • メリッサーニ 12/28(土) 阪神9R 春待月賞(2勝C)(ダート1400m) 横山武史騎手 11着

498kgで+2kg。多少余裕があるように感じたけど、ゆったり歩けていて悪くは見えず。
微妙に遅めの発馬から行き脚つかずに後方から。
そのまま後方に位置し、直線で外に持ち出して追われるもじりっぽい伸びて1.3秒差の11着。
今回は鼻の異音はレース中にはなく、レース後にはブーブー鳴っていたとのこと。
もうちょっと動けても良いとも思うのですが、調整過程からやや追い不足だったのかも。
事前に聞いていたとおり、続戦予定で1400mで使えないいようなら距離延長も考慮とのこと。

  • ヴェルトライゼンデ 12/28(土) 中山11R ホープフルS(G1)(芝2000m) O.マーフィー騎手 2着

492kgで+2kg。馬体は前回より筋肉の張りが増して見栄えしました。
時々小走りはしていましたが概ね落ち着いて周回して、柔らかく完歩の大きな歩様が目に付きました。
スタートは五分に出て、すぐに控えて6番手ぐらいの位置。
道中からコントレイルを直後から見る形で立ち回る。
勝負所ですっと反応するコントレイルを追われつつも付いて行く。
直線に入り先に抜け出したコントレイルを懸命に追いかけるも差はなかなか詰まらず。
結局、1馬身半差及ばずに2着でした。
勝ったコントレイルは余裕がある脚色で、着差以上に完敗だったと言わざるを得ません。
ただ、3着には2馬身差をつけたし、自身も非凡な能力を持っていることを示しました。
鞍上もコメントしていましたが、何より最後まで一生懸命に走れるメンタルは長所ですね。
来春のクラシックへ向けて賞金加算できたのも大きいです。
勝ち馬との差を逆転するのは容易でないですが、奥手の血統だし今後の成長に期待します。