今週の出走予定

出走予定していた馬たちの内2頭が頓挫で出走回避。
特に今週復帰予定だったエリザベスタワーは故障再発の疑いがあり、大事にならなければ良いのですが…。

ドゥヴァンスマンは新馬戦4着から中1週。
新馬戦は合わなさそうなスローペースになった割に、こちらが思っていたよりは走れた印象でした。
相手と流れ次第では期待が持てると思いますが、距離短縮になるのはどうでしょうか。
上りがかかる競馬になりそうな条件なのは向くと思われので、目途がつく結果になれば良いのですが。

衝撃的なデビューを飾ったハーツコンチェルトは、2戦目に東京スポーツ杯を選んできました。
新馬戦は、やや出負け気味だったことと、1角までは少し行きたがった以外は、まさに完璧な内容でした。
レース内容から能力が高いのは間違いないと思うし、中間の調教も相変わらず動けている感じです。
本質的には長く脚を使うタイプと考えていて、新馬で見せた古馬のような操縦性も備えています。
だから、新馬とは流れが違うだろうけど、ペースが上がっても対応できるのではないでしょうか。
とにかく楽しみな一戦で、出世レースのここで好結果を出して来年に繋げて欲しいものです。

ラクルティアラは新馬戦3着から中5週。
前走は暴走気味に競ってこられた上に、内へ押し込められる不利も受けて厳しいデビュー戦でした。
それでも僅差の3着に粘ったように、勝ち上がれるだけのスピードと持続力は示してくれました。
牝馬限定戦にしてはメンツは揃っていますが、スムーズなレースができれば勝ち負けが期待できると思います。

転厩初戦の前走を勝利したシュルレアリストは中3週で出走。
前走はチークピーシーズを外したせいか道中から鞍上に叱咤されっぱなしだったけど、結果的には3馬身差で優勝。
ただ、勝ち時計も物足りないし、昇級してすぐに通用という感じではないように思います。
距離延長も戦歴からすると不安しかないですが、前走のとぼけた走りなら案外と合ったりするでしょうか?

ピースオブエイトは初マイルだった富士S4着から中3週でG1挑戦。
正直、前走を見て一線級のマイラーには現状及ばない印象は受けました。
ただ、レース中に落鉄していたらしいので、その影響がどの程度あったのかですね。
それに加えて、鞍上強化とマイルの流れを一度経験した上積みを総動員してどこまで食い下がれるか。
気負う立場ではないし、無欲で臨んで来年に繋がるようなレースを見せてくれればと思います。