今週の結果 (ダイアトニックが有終の美を飾る!プロミストウォリアが圧勝でオープン入り!)

  • プロミストウォリア 12/24(土) 阪神10R 摩耶S(3勝C)(ダート1800m) B.ムルザバエフ騎手 優勝

現地観戦。520kgでー4kg。前回と変わらず好調なように見えました。
五分のスタートから仕掛けて行ってハナへ。
他に主張する馬はおらず比較的簡単に逃げの形に持ち込め、道中は淀みないペースで逃げる。
そのまま先頭で直線へ向くと、早めに後続を引き離しにかかりあっと言う間にセーフティリードを築く。
最後まで脚色は衰えず6馬身差で勝利しオープン入りを決めた。

昇級戦、見込まれたハンデと条件的に厳しいかと思っていましたが、終わってみれば楽勝でした。
大きなストライドで淀みないペースを作ることで、好位で付いてきた組は沈んでしまいましたね。
まだ速い時計への対応は未知数なものの、走るたびに内容が良化しているので期待が膨らみます。
あと数日で6歳馬になるけれど、まだたった6戦しかしていないし伸びしろもあるんでしょうね。
それにしても、走るたびに骨折休養を挟んでいた馬が、短期間に3連勝でオープン入りしてくれるとは。
もちろん脚元への懸念が払拭されたわけではないので油断はできませんが、来年の活躍が楽しみです。

現地観戦。478kgで+6kg。馬体に張りがあり、前捌きも前回より硬さがなく素晴らしい出来でした。
やや伸びあがるようなスタートで斜めに出て、前回ほどのダッシュはなくて最初は中団の前ぐらい。
じわっと位置を上げて行き3角までに馬群の中で2列目に付ける。
直線へ向いて前列の馬たちの外へ出して追い出すが、前の馬が2度ほど外へ寄ってくる。
微妙に追うのを躊躇する場面があって、その間にグレナディアガーズに外から交わされてしまう。
一時は半馬身は前に出られ、これは勝ちは無いかと諦めかけされたところ…
そこから鞍上の激しい叱咤に応えてもう一伸びを見せ、ゴール寸前で差し返しハナ差で優勝。

ラストランを飾らせようとする鞍上の気迫が乗り移ったかのようなゴール前の伸びでした。
骨折での休養から復活して7歳にして重賞を3つ勝ってくれるなんて本当に馬主孝行な馬です。
最後の最後まで頑張ってくれて出資者としては感謝しかないですね。
これだけ走れる状態なので惜しい気持ちはやはりあります。
ただ、次のステージが用意される馬は一握りなだけに、機会は逃すべきではないのも理解はできます。
決まったことなので、今はただ無事に種牡馬生活を全うして欲しいと願うだけです。
オセアニアや香港の大レースに産駒が出てくるようなことがあれば嬉しいですね。

  • ポルトドール 12/25(日) 阪神3R 3歳未勝利(芝1600m) 荻野極騎手 8着

480kgでー4kg。現地で見るのは初めてだけど、絞れてたのは良かったのだと思います。
スタートで出負けしたところ両サイドから挟まれて失速。後方からの競馬に。
行き脚がついて馬群には取り付いたが最後方付近を追走。
そのまま後方で直線へ向き、直線では進路を探って一旦外へ行き、結局は内めの進路に。
徐々に加速してゴール前の加速は目立ったが0.5秒差の8着どまり。
上り3Fは最速で脚も余した感じだったけど、スローな流れの中で位置が悪すぎました。
スタートが決まっていたら上位争いしていたかもしれませんが…。
ただ、内容は初戦よりはマシになったし、歯車がかみ合えばという感触は得ました。

  • ジオラマ 12/25(日) 中山10R フェアウェルS(3勝C)(ダート1200m) 石橋脩騎手 14着

544kgで+2kg。体つきも淡々と歩く姿もいつも通りでした。
五分のスタートから控えると徐々に位置を下げてしまい後ろから2番目に。
後方のまま4角へかかり、大外へ回って追い上げを図るが、目立った伸びはなく1.4秒差で14着。
時計が速く前が止まらない競馬になって、後方から追い上げるのは難しかったですね。
それにしてももうちょっと伸びても良さそうな気もしますが…。
年が明けると10歳になりますが、展開が向けば今少しはやれると思うので頑張って欲しいです。

  • トップキャスト 12/25(日) 中山12R キャンドルライト賞(2勝C)(芝1200m) C.デムーロ騎手 16着

438kgで+6kg。増えていたけどまだ細いように感じました。
返し馬で折り合いがつかない感じでガーっと行っていたのも気になりました。
だいたい五分に出たが、内の馬が速くて出して行っても2番手の外につけるところまで。
その位置を保って4角まで来たものの、早々に手応えがなくなり失速して3秒差で最下位。
鞍上によると、コーナーでささって修正できなかったことが余力をなくすことに繋がったとのこと。
難しい面ばかり表に出てしまって出口が見えません。
ラチを頼れないとささってしまう感じなので、距離を伸ばして楽に逃がしてみたらと思うのですが。