今週の結果 (メイクアスナッチがフェアリーS(G3)頭差2着)

544kgで増減なし。気合いを見せず淡々と周回。でも、こういう時の方が走っている気はします。
五分にスタートを出たが全く出して行かずに控えて後方から。
道中もあえて動かない感じで3角に達する頃には最後方に。
そのまま直線へ向き、大外へ持ち出しながら追い上げて、目立つ脚色で追い込んだが1.0秒差7着まで。
いくらなんでも位置取りが後ろ過ぎましたね。
レース後のコメントからすると、調教師もあそこまで控えるとは思わなかったようですが。
ともあれ、脚は使ってみせて健在なところはアピールしてくれました。
10歳のシーズンも元気に走って欲しいものです。

  • サンカルパ 1/7(土) 中山12R 4歳以上2勝C(牝)(芝1800m) B.ムルザバエフ騎手 4着

494kdで+12kg。元々細身なタイプなので数字ほど増えているようには見えず。
まずまずのスタートから出して行って先行し、逃げようとする最内枠の馬の外で2番手につける。
しかし、その位置では行きたがってしまったので、向こう正面へ入ると無理に抑えずに先頭に立つ。
軽快に逃げて直線へ向き、一旦は後続を引き離しにかかったが、ゴール前で失速して0.4秒差で4着になった。
テンに結構強く出して行ったのもあって行きたがってしまいました。
あれではさすがに最後までもちませんね。
すんなりハナへ立てれば折り合えそうに思うのですが。
うまくコントロールできるように気性面の成長があれば良いのだけど。

  • ミオカーロ 1/8(日) 中京3R 3歳未勝利(ダート1800m) B.ムルザバエフ騎手 9着

546kgで+6kg。やや余裕を感じる腹回りに見えました。
ほぼ五分に出て仕掛けて行ったが、たいして位置は取れずに3列目に。
砂を被ったからか、1角に入る前にさらに行き脚が鈍って後方へ下がる。
道中は中団の後方を追走し、勝負所からは追いどおしで付いていくのに必死という感じに。
直線でも伸びはなく流れ込んだだけで4.7秒差で9着に。
タイムオーバーはぎりぎり免れましたが見所のない敗戦でした。
仕上がりが進んでも変わってこられるでしょうか。条件変更を考えても良いかもしれません。

  • リトルポピー 1/8(日) 中山7R 4歳以上1勝C(牝)(ダート1800m) T.バシュロ騎手 2着

470kgで+6kg。ふっくらとして馬体はこれぐらいでちょうど良さそうでした。
内枠から好スタートを切ってハナへ行けそうなぐらいだったけど、抑えて逃げた馬の真後ろにつける。
並んで先行する2頭を見る形で、道中は2列目のインを追走。
3角付近から2番手から進めていた勝ち馬がスパートし引き離しにかかり、こちらも2番手へ上がって追走。
ゆったりと追いかけている内に直線入り口で一気に引き離されて、ふわっと気を抜いた感じで失速。
勝ち馬には完全にリードを奪われて、ゴール前では後続が差してきて沈んでしまいそうに。
ところが、3番手以下の馬が並んでくると再度脚を使って2着は確保。(勝ち馬とは0.5秒差)
鞍上からも「勝ち馬に離された時に気を抜いて失速した」とのコメントがありました。
前回も逃げて後続を引き離して1頭になると気を抜いて走るのを止めてしまったし…。
常に周囲に馬がいないと集中して走ってくれないのでなかなか乗り難しいですね。
今日の展開だと勝ち馬のスパートにピタリと付いて行く以外は勝ち筋はなかった感じです。
能力的にこのクラスを勝つ力はあると思うので、なんとか上手く嵌ってくれることを願います。

440kgで+4kg。ふっくら見せていたし、テンションもこの馬としては落ち着きがありました。
まずまずのスタートから出して行って5番手ぐらいにつける。
道中は3列目を追走していたが、向こう正面から何頭か上がってくる馬が出る。
その中で馬群の内へ押し込められて、3角過ぎでは窮屈になって行き場がなく下がってしまう。
結局、最後方で4角へかかり、最内をコーナーリングで挽回しつつ直線へ。
直線でも内ラチ沿いで一時は鋭く伸びたものの、位置取りの分を巻き返せず1.7秒差10着。
馬群の中でも案外と集中して走れていたけど、とにかく勝負所の不利が大きかったですね、
厳しい状況からもう一伸びを見せたように、前回よりは内容は良かったとは思います。

  • セルヴァン 1/9(月) 中山7R 4歳以上1勝C(ダート1800m) 西村淳也騎手 15着

474kgで+10kg。体つきも活気の面でも良化しているように感じました。
だいたい五分に出て、先行グループの後ろの7、8番手あたりの位置に。
道中は先行グループからやや距離の置いた中団の前を追走。
しかし、3角からペースが上がると手応えが悪化し、そのまま伸びずに2.8秒差の15着。
見た目には状態が上がっていたのにと思っていたら、勝負所から喉が鳴って苦しくなったとのこと。
今後、検査を行うことになりますが、喉鳴り再発となるとかなり厳しいですね…。

436kgで+6kg。張りがあって好仕上がりに見え、2人引きでもテンションは問題なさそうでした。
スタートで外側へ斜めに出て行き脚つかず。後方から。
道中、馬なりで位置をあげ中団馬群の後方を追走。
手応えよく4角を回ると、直線では大外へ持ち出されて目立つ脚色で伸びてくる。
全部差しきって大外から先頭へ立ったと思ったところ、最内を追い込んだ馬が抜け出してくる。
ゴールまでしっかり伸びて追いすがったが頭差及ばず2着まで。
勝ち馬とは通ったコースの差で、着差が僅かだっただけに悔しい2着となりました。
それでも、概ね問題なく折り合えて最後まで伸びていたから、マイルもある程度こなせそうです。
出負けしたことで差す形も試せて対応できたし、賞金も一応加算できたので収穫はありました。
これで距離も賞金も目途がついたと思われ、桜花賞を目標にしていけそうです。
ただ、しっかり走り切るタイプのようだから詰めて使うのは難しいし、今後のステップには悩みますね。