今週の結果 (アグラードが初勝利!ポルトドールも園田で初勝利をあげる!)

  • ポルトドール 10/6(金) 園田12R カトレア賞(C2)(ダート1400m) 田中学騎手 優勝

475kgで+1kg。JRAの最後の2走は硬さが目立っていたけど、硬さがある程度は軽減されていたように感じました。
だいたい五分にゲートを出ると主張してハナへ。
後続を引き付けて淡々と逃げて、3角からは徐々に引き離しにかかる。
直線入り口で3馬身以上の差をつけると、その後も脚色は鈍らず5馬身差で逃げ切り勝ち。
それほど無理をせずに逃げられたのが良かったとはいえ、危なげない内容で転入初戦で初勝利をあげました。
懸念していた息遣いの方はやはり音が気になるようですが、この走りなら当面はレースに影響はなさそうです。
園田の馬場も問題なさそうですから、早いうちに2勝目をあげてJRA復帰を決めてほしいものです。

  • アグラード 10/7(土) 東京3R 2歳未勝利(芝1400m) C.ルメール騎手 優勝

458kgでー4kg。前回より体が引き締まって良く見えました。
大外枠から出遅れて一旦は後方から。
この距離にしてはゆったりとした流れになり、外をじわっと進出して先行集団の後ろまで位置をあげる。
直線では外からジワジワ伸びてきたが、前の馬たちも道中楽だった分脚色が鈍らず。
これは届かないかと思ってしまったが、ゴールが近づいてくると一段ギアがあがった伸びを見せてクビ差で差し切り勝ち。
前残りの展開の中、こちらの想定以上の脚を見せてくれての初勝利で、今後へ向けて期待が膨らみました。
血統からするとダートっぽいのですが、これだけ脚が使えるなら当面は芝で使う方が良さそうです。
1400mで前に壁がなくても折り合えていたし、溜めれば脚は使えそうなのでマイルの方が良さそうにも感じています。

  • ラクルティアラ 10/8(日) 京都10R トルマリンS(3勝C)(牝)(ダート1800m) 坂井瑠星騎手 2着

442kgでー2kg。歩幅の小さい歩きですがいつもこんな感じです。状態は悪くなさそうでした。
スタートはやや遅めだったが、出して行くと行き脚はついてそのままハナへ。
1頭外から絡んできて当初は2頭で離した逃げに、徐々に落ち着いてペース自体はそう早くないレンジに。
4角で引き離して行って一旦はリードを築いたが、3番手から楽々進出してきた勝ち馬に交わされて1馬身1/4差で2着。
勝ち馬には完敗だったけど、3着以下には3馬身差をつけたし、昇級初戦である程度目クラスに途がつきました。
脚抜きが良い馬場だったとはいえ、距離が1800mになっても全然問題なさそうに見えました。
牝馬限定戦はめったに組まれてないから次は牡馬相手になると思いますが、それでも十分楽しみはありそうです。

472kgでー2kg。パドック中継では好調時と特に変わりない姿に見えました。
スタートはあまり速くなくダッシュも鈍くて中団から。
道中で徐々に進出していって3番手の外につける。
しかし、4角あたりでもう手応えが怪しく、直線でも全く伸びずに1.7秒差の12着(最下位)。
単純に最近の行き脚からすると、1800mのペースだと追走に苦しむのかもしれませんが、それにしても負けすぎです。
気持ちの方が切れていそうな感じもするので頭が痛いです。
打てる手があるかどうか、思いつくのはがらっと条件を替えてみるかぐらいですが……。

  • ラヴォルタ 10/9(月) 東京8R 3歳以上1勝C(芝1400m) 丸山元気騎手 5着

500kgでー2kg。そんなに状態が良くなさそうなコメントでしたが、確かに動きが小さめであまり良く見えませんでした。
内枠からスタートは決めたので先行争いに加わるかと思ったが、あっさり控えて3列目のインの位置。
揉まれてどうかなと思ったが、直線で外めに出されるとジリジリ伸びてきて0.2秒差で5着確保。
馬場も渋ると良くない方だったし、逃げるか番手でないと結果のでない馬が馬群の内での競馬になりました。
1400mも久々で合うかどうか懸念していたし、状態面も万全ではなさそうな話でした。
それらの不利な条件が重なっていたため、正直期待できないかと思っていたところ、思わぬ好走で驚きました。
この競馬ができるなら繁殖入りまでにもう1勝の目もあるかもしれません。(まだ疑いの方が強いけど)

  • トレイルリッジ 10/9(月) 川崎5R 小町特別(2歳牝)(ダート1500m) 岡村健司騎手 2着

474kgでー3kg。休み明けでも数字上は仕上がっているのだけど、馬体の張りはまだ良化余地を感じました。
パドックから時折テンションが高くなっていて、ゲート内でもバタバタ暴れて若干出負け気味のスタート。
挽回して先行する3頭の直後の2列目の位置を追走。
勝負所で外から2番手へ上がって行き、直線入り口で先頭に並びかける。
並走していた馬を競り負かし、直後から迫る差し馬も凌いで一瞬勝てるかと思ったが……。
ゴール前で最後方から一気に追い込んできた馬に交わされて2馬身差の2着。
先行勢を自ら動いて負かしに行って、結果的に前掛かり過ぎる展開になってしまいました。
それでも好内容の2着だったし、ローレル賞の優先出走権も得ました。
当然、相手はもっと強くなりますが、粗削りな現状でこれぐらい走れれば次も期待が持てます。