今週の結果 (スマラグドスが7馬身差で2勝目をあげる)

  • スマラグドス 12/2(土) 中京5R 3歳以上1勝C(ダート1800m) △田口貫太騎手 優勝

470kgで+4kg。中2週で調教もしっかりやった上で馬体増なのは好感。
内枠からスタートを決めて先行するが、外から先手を主張する馬がいたので控えて2番手から。
道中は2番手の外を追走し、ペースはかなり緩くなる。
そのまま2番手を手応えよく追走して直線へ向き、直線では楽々抜け出して突き放し7馬身差で圧勝。
若手騎手戦で相手が手薄だったのと、展開も向いたのもあったけれど、ここでは能力が一枚上でした。
鞍上も逃げる馬を前にやって外へ切り返して2番手につけたのは好プレーでした。
あのままハナを譲らなかったらテンから競り合いで厳しいし、後ろにつけて砂を被るのも嫌だったので。
この後は、中2週で年内もう1戦することを考えているようです。

  • フェーングロッテン 12/2(土) 阪神11R チャレンジC(G3)(芝1800m) B.ムルザバエフ騎手 11着

現地観戦。486kgで+14kg。体重が増えていたけど太くは感じず。テンションや仕草はいつもどおり。
スタートで遅れてそのまま行き脚がつかず。後から2番目を追走。
道中は悪くない雰囲気で追走しており、3角過ぎから4着馬の後を追いかけて外を押し上げていく。
しかし、直線で追われると伸びを欠き、ダラっと流れ込んで1.0秒差の11着。
元々切れる脚はない馬だから、テンに行けなくなってるのが致命的なマイナスポイントになっています。
それでも、レースを見ていた時は、1.0秒差なら近2走よりは最後まで走ったかと思ったのですが…。
鞍上によると、直線で追われたら反抗していたとの話で、前向きに競走に参加できていないようで頭が痛いです。
ここから立て直せるために何ができるかですが、鞍上からは前に付けるために距離延長の提案があったようです。
長くしたら長くしたで集中力がもつのか不安だけど、試せるところから試すしかないですかね。

  • インテグリフォリア 12/3(日) 中山9R 南総S(3勝C)(芝1200m) 北村宏司騎手 4着

474kgでー4kg。中継映像からは状態がよく見え、このところの好調を維持できていました。
伸びあがるように発馬して半馬身ほど遅れ。すぐ挽回していき中団の後方につける。
中団を手応えよく追走するが、4角ではポジションを上げられないまま直線へ。
直線では馬群の中を突いて脚を伸ばすが、馬ごみの中で進路を切り返しながらの追い上げに。
良い末脚を見せたものの0.2秒差で4着まで追い込むのが精一杯。
ゲートを五分に出て位置を確保できていたら頭まであったのではと思ってしまう惜しい内容でした。
ただ、初めての1200mでも無理なく追走して対応できたのは収穫ですね。
とは言え、5歳牝馬で繁殖入り期限が近付きつつあるので、上手にレース選択していかないとという感じです。

  • ミラキュラスライト 12/3(日) 中京10R 鳴海特別(2勝C)(ダート1400m) 横山武史騎手 9着

484kgでー4kg。体つきは悪くなさそうで、テンションも落ち着いていました。
ゲート自体は頭一つ遅れたぐらいだったものの、芝の部分で行き脚が全くつかず最後方から。
道中はやや離れた最後方になり、頭をあげ気味になったりで追走も余裕がなかったです。
あまり差を詰められないまま直線へ向き、直線ではじわじわ追い上げてきたが1.5秒差の9着どまり。
上り3Fは一応最速の脚は使っているけど、あれだけ絶望的な位置取りからではどうにもなりません。
レース後コメントでは直線で内にもたれていたとのことで、このあたりも課題として残ったままです。
また、個人的には1400mは短すぎると感じましたが、鞍上は慣れて行けば対応できるという感触のようです。
もう1回1400mを使うなら、せめてダートからスタートする東京で見てみたいですね。