今週の結果 (インファイターが初勝利!スマラグドスが3勝目!)

  • カンバーランド 1/13(土) 京都5R 3歳未勝利(牝)(芝1600m) 団野大成騎手 15着

526kgでー8kg。強く追い切りをしたせいかテンションが高め。
スタートを決めて行き脚もついて逃げられるぐらいだったが、控えて3番手の外の位置。
3角からは2番手をうかがっていくも、4角のコーナーリングで外へ逃げ気味になってしまう。
直線へ向いた時にはスピードダウンしており、そのまま馬群に沈んで2.1秒差15着。
また途中で走るのを止めたのかと思ったけれど、3角から息遣いが悪くなったとのこと。
以前にDDSPの症状が指摘されていたところが、舌も縛らずそのまま走っていたせいでしょうか。
気性面とDDSPのためか結果が出ていないけど、調教時計から能力が全くないとも思えないんですが。

  • インファイター 1/13(土) 京都6R 3歳未勝利(芝2000m) A.ルメートル騎手 優勝

増減なしの488kg。中6週でしたが仕上がりは良好で落ち着きもありました。
好スタートを切ったが、折り合い面を懸念してか行かせる気はないようで馬群の中で5番手につける。
道中は掛かるどころか馬群の内で追っ付けながらの追走に。
4角でも馬群の中で前の馬の動きが悪くて詰まり気味で2列目で動くに動けず。
直線でやや強引に馬群の外へ出されると、弾けるような伸びて一気に抜け出し4馬身差で快勝。
今までの勝ち切れなさが嘘のうような弾けっぷりで、折り合えば脚は使えることを証明しました。
他馬を気にする面があるようなので、馬群の中にいて掛からないどころか行き脚が悪いぐらいでした。
折り合いの面で対処が可能なことも分かったし、この勝ちっぷりなら上でも期待できそうですね。

  • スマラグドス 1/13(土) 京都9R 五条坂特別(2勝C)(ダート1900m) 田口貫太騎手 優勝

472kgで増減なし。出来は平行線だったと思いますが、今までで一番チャカついていたかも。
五分のスタートから出して行く。外の馬が1角で引いてくれて3頭雁行の真ん中で2番手を追走。
道中はスローペースになり、4角で3着馬が捲ってくるが慌てず脚を溜めつつコーナーを回る。
直線に入ってから追い出して残り1ハロンで抜け出し1馬身差で優勝。
ペースが落ち着いて前有利になったことも味方して、クラス2戦目で2勝クラスを突破しました。
長めの距離だとペースも向きやすいと思うので、距離が100m延びたのも良かったのでしょう。
1角で位置を主張したことと4角で慌てず追い出しを待てた鞍上の好プレーも光りました。
この後は休養のようですが、ダートに矛先を向けてから着実に良化してきており3勝クラスでも楽しみです。

  • ヴァリアメンテ 1/14(日) 小倉4R 障害未勝利(芝2860m) 西谷誠騎手 3着

474kgで+2kg。やや気合い乗りが足らない感じもあるが落ち着いて周回。
スタートは遅め。3列目の4、5番手を追走。飛越はまずまず無難でした。
襷コースを通って順回りになった3~4コーナーで掛かり気味になって頭を上げる場面が。
その後は追走に余裕がなくなって追い上げて行けず、最後はじりじり伸びて3着は確保。
障害初戦で3着なら悪くないかもしれませんが、大きく離されていて褒められた内容ではありません。
鞍上は手応えを感じたようだし、2戦目で慣れてきてどれぐらい内容が良化するかですが…。
ただ、賞金を持っておらずレース選択が難しい面はあるけど、平地オープンでもまだ通用する馬です。
そのまま障害で使っていくかは平地での期待値と天秤にかけるべきかと思います。

  • ラクルティアラ 1/14(日) 京都10R 雅S(3勝C)(ダート1800m) 松山弘平騎手 5着

現地観戦。440kgでー2kg。毛足は長かったけど、きびきびとした周回を見せ状態は良さそうでした。
スタートで躓いて出遅れ。先行することは不可能になって後方からの競馬に。
道中も位置を上げることはできず、他馬が上がって行ったため4角では最後方に。
直線では外から2頭めのラインを伸びてきたが、2度前が詰まってしまうロスもあって5着どまり。
今回は出遅れが敗因の全てです。
ただ、4角で半端なことをせずに大外に出していたら楽々3着は確保していたでしょうね。
久々に砂を被る競馬になったけれど、以前よりは嫌う面もマシにはなった気はしました。
とはいえ、やはり持ち味を生かすにはスタートを決めての先行策でしょうね。
加用先生が定年間近なので恐らく続戦してもう1戦はすると思われ、今度こそ決めてほしいです。

504kgで+6kg。数字上は増えていたもののすっきり仕上がっており、状態面は良さそうでした。
ただ、騎乗の指示がかかった後はテンションが上がって、返し馬以降もやや昂っている感じでした。
スタートはいつもどおりやや遅め。ある程度位置を取りに行き3列目の外の位置。
1~2角で前に壁がなくなると行きたがる面を見せていましたが、向こう正面からは落ち着く。
4角手前から大外をサトノグランツとともに上がって行って、2頭で先頭に並びかけながら直線へ。
しかし、直線では見た目の手応えほどの伸びはなく、内と外から伸びた1、2着馬には差されてしまう。
最後はサトノグランツとの追い比べにも敗れて0.6秒差の4着に終わった。
道中にロスがあったとはいえ僅かなもので、それにしても伸びは物足りませんでした。
斤量差のあったサトノグランツにも1馬身半負けてしまい、現状は能力で見劣ると考えるべきでしょう。
これだと自己条件から出直す方が良策でしょうし、良績のある左回りで見てみたいですね。